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ドライシャンプー知ってる? 猛暑で手放せない最強アイテム

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
近頃ドラッグストアで見かけるドライシャンプー。めちゃくちゃスッキリするので夏は手放せません

真夏日や猛暑日が続き、家に引きこもって涼みたいところですが、学校や仕事があるとそうもいきません。この時期の外出で特に気になるのが汗や皮脂。せっかくキレイにして出かけたのに、会社に着くころには全身ベタベタ。特に前髪なんかはおでこにペタッと張り付いたり、束状になったりしてしまいます。

そんな悩みを解消してくれたのが「ドライシャンプー」。その名の通り、水なしで髪や頭皮をスッキリさせてくれるのですが、ベタベタになった前髪を一瞬でサラサラにする効果もあって、もはや夏のお出かけに必要不可欠な存在となっています。夏フェスやキャンプなど、アウトドアでも活躍するので、早速ご紹介したいと思います。

頭皮スッキリ、髪はサラサラに

ドライシャンプーにはシートタイプとスプレー缶タイプの主に2種類があります。筆者が使用しているのは、花王「メリット DAY+ ドライシャンプーシート」と、Diane(ダイアン)のスプレー缶タイプのもの。2種類の使い分けについては後ほど紹介します。

シートタイプはウェットティッシュのように液を含んでいるため、手に広げて頭皮を拭いたり、シートを持ったまま手ぐしを通すようにして使います。シャンプーと言っても泡立つわけではなく、使ったあとにタオルなどで拭き取る必要はありません。頭皮や髪の汚れを直接拭いて落とすイメージです。

花王「メリット DAY+ ドライシャンプーシート」。シートは網目状です
シートを手に広げ、地肌や髪を拭き取ります

一方のスプレー缶タイプはどのように汚れが落ちるのか想像しづらかったのですが、ダイアンの場合はスプレーに含まれる微粒子パウダーが頭皮の汚れや皮脂を吸着して、スッキリさせるようです。使い方は、髪にスプレーしてブラシなどで整えるだけ。

微粒子パウダーのおかげで、皮脂でベタッと束状になっていた前髪も、ふんわりサラサラの元通りになるのが感動ポイントでした。ヘアセットに使うスプレーのようにキシキシしたり、白くなったりすることもありません。

ダイアン「ドライシャンプー」。よく振ってから使います
3種類の香りと無香料から選べます。ドン・キホーテ限定の香りも

持ち運びやすいスプレー、がっつり拭けるシート

メリット DAY+もダイアンもメントールを含んでいて、使うとスーッとした清涼感があります。どちらもスッキリするのですが、より汚れが「取れてる」と感じるのはシートタイプ。そのため、夏フェスやキャンプ、バーベキューなど、がっつり汗をかいたり砂ぼこりなどで汚れたりしやすいアウトドア環境では、汚れを直接拭き取れるメリット DAY+のシートタイプがあると快適でした。

ダイアンのドライシャンプーは容量が40gと95gの2種類あり、40gはコンパクトで持ち運びにも便利。小さめのバッグにも入るサイズなので、街へお出かけするときはスプレータイプがおすすめです。

アウトドアでもしっかり汚れを落としたいならシートタイプがおすすめ
どちらもポシェットに入りますが、スプレータイプの方がよりコンパクト

水が使えない環境でもリフレッシュできるのがドライシャンプーの最大の特徴。断水の可能性がある災害への備えとしても持っておきたいと思いました。

このほか口コミなどを見ていると、朝シャン代わりにしたり、入院時や手術後のお風呂に入れないときに使ったりと、活用の幅は広そう。厳しい暑さが予想されるこの夏、外出先でもスッキリできるドライシャンプーが活躍すること間違いなしです。

出かけるときにカバンにしのばせておくと重宝します
鄭 恵慶