2017年11月28日 06:00
今年も残すところあとわずか。あと約1カ月で「戌年」を迎えます。年賀状素材やカレンダーをはじめ、いろいろな犬関連のアイテムが登場し、犬好きの人は楽しい時間を過ごしているのではないでしょうか。そんななか、柴犬好きにはたまらない一冊が発売中です。
「NATURE&CULTURE(自然と文化)」をテーマに、さまざまなライフスタイルを提案する『SINRA』は、最新号で柴犬にフィーチャーしています。特集テーマは、『愛すべき唯我独尊主義者「柴犬の言いぶん」』。犬たちにとっての幸せとは? 犬と人の絆・関係をテーマに考えています。
表紙を飾るのは、Instagramなどで世界中で大人気の「柴犬まる」。巻頭スペシャルの「柴犬まるの主張」では、朝の散歩に同行し、まるがどんなことを感じているのか、まるの心の声にちょっと耳を傾けています。「犬も人も、もっと笑ったほうがいい――」。まるのメッセージは、とくに忙しい仕事で笑顔が少なくなりがちな人に響くのではないでしょうか。
巻頭グラフ「シバ、里山に遊ぶ」では、こちらも大人気の動物写真家・岩合 光昭さんが撮影した柴犬たちのさまざまな表情を紹介。日本の里山に遊ぶ無邪気な柴犬たちはそれぞれに個性があり、優しい視線で彼らを追う、岩合さんの愛情が伝わってきます。
巻頭エッセイ「食卓のまわりにピノがいる!」では、名誉編集長で作家の玉村 豊男さんが愛犬・柴犬ピノとの関係や暮らしぶりについて綴っています。東京から信州へ引っ越して以来34年、犬とのつきあいを欠かせたことがないという玉村 豊男さん。人生最後に飼うのは柴犬と決めて、現在、愛犬ピノと暮らしているそうですが、どのような暮らしを送っているのでしょうか。
ほかにも、女優・いとうまい子さんと迷い柴犬・夏、サーファー・北村 吉代さんと柴犬ラニ、それぞれの絆の物語、岩合さんの写真で案内する「日本犬ビジュアル図鑑」、編集部が選んだ柴犬や日本犬、犬に関するさまざまな本や写真集を紹介する「犬のカルチャー」など、犬好きにはたまらない見どころ満載の一冊となっています。
また、人間同様に犬の世界でも高齢化が進んでいますが、 愛犬や柴犬たちが元気で長生きするための健康と食事について学ぶ誌上セミナー「シニア柴犬の健康と食事学」も掲載。子犬から大人、やがて老犬となる、それぞれの犬のライフステージに合った健康管理のポイントを解説しているので、犬を飼っている人はもちろん、これから飼いたい人にも参考になるのではないでしょうか。
さらに、本号特集と連動し、『車いす犬ラッキー』の著者であり、『高安犬物語』などの戸川幸夫動物文学セレクションシリーズの監修でもある作家の小林 照幸さんと本誌統括編集長の芦原 伸さんによる「柴犬・日本犬・犬」をテーマとしたトークイベントも開催予定となっています。参加したい人はこちらの京橋エドグラン・京橋縁カレッジをチェックしてみてください。
戌年を迎える前に、柴犬の世界にどっぷりはまってみてはいかがでしょう。