e-bike日々徒然

折りたためるオシャレなミニベロe-bikeを借りてみた

e-bike関連の仕事で、インプレス経由でたびたびe-bike車体を借ります。借りて試走してレビュー記事を執筆。e-bike好きとしては、最新e-bikeに試乗できてお仕事までいただけるんですから、ヒッジョーに楽しいです♪

それとは別に愉快なことも少々。記事作りのためにインプレスがメーカーから借りているe-bikeのうち、記事作りが終わるなどしてインプレス社内に保管中のe-bikeがあったりする。それを「試しに乗ってみます?」と貸してくれたりもする。

で、今回そんな感じで借りたのが、イタリアの老舗オートバイメーカーのベネリのe-bike。ベネリからは現在9車種のe-bikeが発売されていますが、最新ミニベロe-bikeの「mini Fold16 Classic」を借りられました。ちなみにこのe-bike、ベネリ製ミニベロe-bike人気モデル「mini Fold 16」をクラッシックテイストに仕上げたモデルで、見た目がオシャレな感じ。さらにサドルが革製だったりして凝ってる♪

mini Fold16 Classicは折りたたみ式です。折りたたみ手順は簡単。YouTubeにあるプロモーションビデオの後半でも折りたたむ様子が見られますが、サドル下部のリングを引いて後輪を前輪と合わせれば、とりあえず折りたたみ完了。その後にハンドルをたたみ、さらにサドルを下げるか抜くかすれば、クルマのトランクに入るくらいのサイズまで折りたためます。どんな感じで折り畳めるか、写真で見てみましょう。

かなりコンパクトになりますネ♪ バッテリーを含んだ車両重量は17.6kg。軽くはないですが、折りたたんで押し歩きしたりクルマに積んだりするのは容易です。

ちょっと特徴的なのは、mini Fold16 Classicには変速機がないこと。シングルスピードってヤツですね。ドライブユニットはバーファン製のフロントハブ内蔵型です。

変速機がないので、ハンドル周りがかなりスッキリしています。ハンドルには前後ブレーキとドライブユニットをコントロールするスイッチだけ。バッテリーはメインフレームに内蔵されていますので、一見するとe-bikeっぽさがありません。ちなみにバッテリーは取り外して充電することもできます。

走行感は、タイヤ径16インチということで、直進安定性にやや欠けますが、小回りが利くので街中を走りやすかったりします。スピードを出すタイプの自転車ではなく、ゆったりとポタリングを楽しんだり日常の足として使ったりするのに向く感じ。

ドライブユニットのアシストモードは3段階(low/mid/high)ですが、シングルスピードということで最強となるアシストモードhighにしておくと走り出しも登坂も力強くてラク。highで走り始めて、ある程度スピードが乗ったらmidかlowにして巡航ってパターンですね。

なかなか気楽に乗れて楽しげなミニベロe-bikeです。ちなみに価格は158,000円。e-bikeとしては安価な部類に入ると思います。

こーゆー気軽でかわいらしいミニベロe-bikeってやっぱりイイですね。ユーティリティ性が高いというか、毎日気軽に使える。そして、坂道や向かい風も気にならない。折りたためるので玄関とかに収納できますし、そもそもミニベロって小柄なので折りたたまずに玄関収納ができたりもする。

ミニベロe-bikeに乗ると、「やっぱり漠然とe-bikeが欲しいって人はミニベロe-bikeがいいのかもな〜」とか思う筆者なのでした。最近ではミニベロe-bikeの車種もかなり増えてきていますので、機会があればぜひ試乗してみてください♪

スタパ齋藤