e-bike日々徒然

e-bikeサイクリング時に予備ライトを携帯するワケ

 e-bikeでサイクリングしていると、体力の消耗を抑えつつ、気軽にけっこう遠くまで行けたりします。この先の景色はどうなってる? といった興味で走り続けていると、「あら~こんなトコロまで来ちゃった!」ということが多かったりして。

 遠くまで行くのはいいんですが、そこから戻ることも考えないといけませんね。e-bikeなので帰るのもラクはラクなんですが、時間は気にする必要がある。というのは、うっかりしていると日が暮れて暗くなっちゃうから。

 夜になるとやっぱり自転車は危険。事故や転倒、それから路面が見づらいことでパンクのリスクも高まります。また、夜間に道路を走る場合、法律上、ライト(前照灯)と尾灯(尾灯がない場合は反射器材)を用いなければいけません。

 ライトや尾灯って昼間走っている時は不要(法的には自転車への装備義務もない)。なので昼間に「ちょっと走りに行こうかな」と気軽に出かけると家に忘れてきちゃうことも。で、夜になると法律違反状態に。そこで、筆者は予備のライトと尾灯をいつも携帯するようにしています。下の写真のような安価なライトと尾灯です。

ライトはLED式・白色でたいていのハンドルにワンタッチで取り付けられるもの。電源は単4形乾電池×3本です。点滅や連続点灯に対応
こちらは尾灯。赤色です。シートレール(サドルの下の2本の金属棒)などに装着できます。電源はCR2032ボタン電池。点滅や連続点灯に対応

 これらの予備ライトはあんまり使わないんですが、何度か「あー持っててよかった!!」ということが。ひとつは上記のように「帰りが遅くなって暗くなった時」です。「まあ明るいうちに帰って来られるだろう」と出かけたら、うっかりして暗くなっちゃった~という場合。

 でも、いつものサイクリング用バックパックに予備ライトが入ってたから、交通違反にならなかった……というのもありますが、いやソレは重要なコトなんですが、それ以上に夜間にライトも尾灯もない状態で走ると事故が超心配。ライトや尾灯(や反射器材)を使っていない夜の自転車って全然目立たないんです。いつクルマやバイクに追突されるかと思うと……というわけです。

 もうひとつ、e-bike部として完成車メーカーからe-bikeを借り、それをレビュー記事にする場合です。実走してレビューするわけですが、走るのはまあ普通に昼間。ですが、ある程度距離を走るので、トンネルなんかもあったりする。車道のトンネルを自転車で走る場合、やはり法律上、ライトや尾灯などが必要です。

 借りたe-bikeはライトや尾灯がないことがけっこう多いです。反射器材もナシって場合も。そんなe-bikeでトンネル内を走っていて、誰かに目撃されて「インプレスのe-bike部の奴らがライトも尾灯もナシでトンネル走ってたぜ~モロに法律違反だぜ~ヒャッハ~!」とか自転車道交法ポリスな感じの人にSNSとかで拡散されたらイロイロ激ヤバです。なのでe-bikeで走る時に使ういつものバックパックには予備ライト類を入れているというわけでした。

 なお、これらの予備ライト、どちらも電源がコンビニでも買える電池。USB充電式とかだと「うわ~予備ライトが電池切れだ!」なんてコトもあり得ますが、電池式ならそういう心配も非常に少ないというわけです。

スタパ齋藤