平成を振り返る!? 歴代総理大臣の似顔絵が描かれた「総理くんノート」

　今年は平成最後ということで、“振り返り系”の記事や特番をよく見かける。そんな時世に影響されたのだろうか、書店で思わず手に取ったのが、歴代総理大臣の似顔絵が表紙に描かれた「総理くんノート」だ。

「総理くんノート」

　もともと議員会館や国会参観バス駐車場控室といった、国会議事堂周辺のみで販売されていたノート。4年ほど前から、大学や官公庁内にあるセブンイレブン、三省堂書店、ロフトなどでも販売されるようになったという。

　表紙に描かれた歴代総理大臣の似顔絵は、産経新聞で34年間にわたり、政治漫画を連載してきた土田 直敏氏によるもの。各人の特徴をしっかり捉えながら、デフォルメしすぎない画風が好印象だ。

初代・伊藤博文から現首相の安倍晋三まで、重複なしの66人が描かれている

　中紙は横罫が入った普通のノートだが、上部ショルダーに総理大臣の似顔絵とフキダシが描かれている。1ページにつき総理大臣が1人。フキダシには、メモ内容のテーマを書いておいてもいいだろう。

中紙の上部に似顔絵とフキダシが入っている

フキダシに書くことがなく、落書きのようになってしまった……

　仕事で使うノートの表紙は無地のものが多い。そんな中、会議や打ち合わせでこのノートを使えば、ちょっとした遊び心をアピールできて会話のネタにもなりそう。総理大臣のイラストだから、そこまで失礼ではないはず(多分)。「けしからん」なんてヤジも飛んでこないだろう。

表紙をめくったトビラには国会議事堂のイラストが入っている。もともとは国会みやげ的な限定商品だったという

最初のページは未来の総理大臣から始まる。ページを進むごとに安倍首相からお歴々へと遡っていく。全68ページ