ビジネスべんり帖

最大12枚を綴じられる、パワフルな針なしホッチキス「ペーパークリンチ 卓上型」

ビジネスべんり帖は、ビジネスシーンで役立つ雑貨や文房具を紹介するコーナーです

 毎日何枚もの紙をホッチキスで綴じていると、針の補充頻度も相当の回数になってくる。そこで、"針ナシ"ホッチキスを買おうと、Amazon.co.jpへ。ざっと見たところ、最も多い枚数を綴じられるのが「ペーパークリンチ 卓上型」だった。

プラス「ペーパークリンチ 卓上型」
メーカー名プラス
製品名ペーパークリンチ 卓上型
実売価格1,591円

 「卓上型」という名の通り、持ち上げずに机などへ置いたまま使用する。綴じるときは紙を差し込んで、レバーを押し込むだけでOK。内側で紙の一部がカットされ、折り込まれた状態で出てくる。

 用紙を綴じられることが多いコーナーを綴じやすいよう、本体にはガイド線が引かれ、紙を差し込みやすくなっている。さらにガイド線の奥には斜めに切られた壁があり、コーナーをまっすぐに差し込める。もちろん、コーナーではなく辺の部分を綴じることも可能だ。

ガイド線に沿って用紙を入れて、コーナーを綴じる
コーナーを綴じて表側から見たところ
コーナーを綴じて表側から見たところ
もちろん辺を綴じることもできる
辺を綴じたところ(写真右が表側、写真左が裏側)
画面中央の奥に見えるバネの手前に、差し込んだ紙を捉える壁がある
ホッチキスを最大に押し込むと、カットした紙を起き上がらせるためのピンが下側から出てくるのが見える

 最大約12枚の用紙を綴じられる点が特徴だが、本品で12枚を綴じられるのは、64g/m2以内のコピー用紙。運良く、弊社で現在利用しているコピー用紙が64g/m2のものだったので、5/10/12枚のほか、対象外となっている15枚の用紙も綴じてみた。

64g/m2のコピー用紙を12枚綴じられるという注意書き
用紙を5枚綴じた(写真右が表側、写真左が裏側)
用紙を10枚綴じた(写真右が表側、写真左が裏側)
用紙を12枚綴じた(写真右が表側、写真左が裏側)
用紙を15枚綴じた(写真右が表側、写真左が裏側)

 謳い文句のとおり12枚までは問題なく綴じられた。しかし当たり前のことでもあるが、対象外となっている15枚となると、カットされた紙を折り込みきれず、綴ることができなかった。

 実際、私が綴じることの多い用紙枚数は5枚以内なので、常にしっかりと綴じることができている。綴じたコーナーを開いた状態でさらに開いたりというように、よほど手荒く扱わない限りは外れることもないので、日々重宝している。

 ちなみにカラー展開は、紹介したブルーのほか、ピンク、グリーンがラインナップ。また、6枚綴じの「ペーパークリンチ」、4枚綴じの「ペーパークリンチミニ」も販売されている。

岩崎 綾