ビジネスべんり帖

経年変化が待ち遠しい無印良品のブックカバー

ビジネスべんり帖は、ビジネスシーンで役立つ雑貨や文房具を紹介するコーナーです

 郊外在住の筆者は都心に出る際、電車での移動時間が長いため、常にバッグに雑誌や本を入れている。特にコンパクトで軽い文庫本は、荷物にならないので持ち運びに便利だ。

 いずれブックカバーを買おうと思っていたところ、無印良品でシンプルなブックカバーを見つけたので購入した。「ジーンズのラベル素材で作った文庫本カバー」だ。

無印良品の「ジーンズのラベル素材で作った文庫本カバー」。サイズは全長約325mm
メーカー名無印良品
製品名ジーンズのラベル素材で作った 文庫本カバー
実勢価格500円

 ジーンズのラベル素材と聞いて、最初は革製? と思ったが、無印良品が使っているのは、紙を主原料とした素材。ジーンズに使えることからわかるように、水に強く丈夫という特性を持つという。

開いたところ。紙製のため、すでに少しシワがついてしまったが、素材は確かに丈夫そう
ミシン縫いのステッチが、ジーンズのラベルを彷彿させる

 カラーは、無印良品のノートやファイルなどに多用されているベージュ。薄くて軽いものの、本をしっかり包み込む強さも備えている。触ってみると、気持ちいいマットな質感で、確かにジーンズのラベルだ、と思い出した。手によく馴染み、あえて存在感を出す必要もない文庫本のカバーにちょうどいい。

実際に本にかけてみる。内側に、本の表紙、裏表紙を差し込む場所がある
右側は、本に軽く折り込む。厚みの違う本にも使いたいので、あえて折り目はつけなかった
片手でも掴みやすくめくりやすい

 ユニークなのは、経年変化が楽しめるという点。確かにジーンズも履きふるされている方がカッコ良かったりする。いい感じに味が出るまで、大切に使いたい。

シンプルなので、好きなシールを貼ったり、絵を描いたりして楽しめる