941のイクメン徒然

第220回

耳ぬきが出来ない娘を救った! 気圧変動対応ハイテク耳せんの話

 まいどどうも! くしいです。

 1歳7カ月となった息子、完全に車と電車に目覚めたらしく、暇さえあれば「ブーブー!」とオモチャを片手に盛り上がっている。夢中なのはいいけど、車と電車と飛行機が全てブーブーなのはいつか訂正してあげたい。

 さて、ゴールデンウィークでしたね。我が家は私の実家がある北海道へ行って、温泉三昧でなかなか楽しい連休を過ごすことが出来ました。実は最近、5歳の娘が飛行機を苦手にしている。理由は上昇・下降時の気圧変化による耳の痛み。うまく耳抜きが出来ないので「気圧変動対応ハイテク耳せん」というのを試してみたという話。

気圧変動対応ハイテク耳せん「イヤープレーン」(小児,耳の穴の小さな方用)。ケース付きで繊細さが伝わる。カバンの中で行方不明になりにくくて便利

 そもそも赤ちゃんや小さい子どもは自分で耳抜きがうまく出来ないので、飲み物を飲ませたり飴を舐めたりするといいと聞いて今までそうしてきたのだけど、娘は痛みを自覚した途端に「痛いいいい!!」と泣いてしまい、パニック状態になってしまうように……。気圧を調整してくれる耳栓の存在は知っていたのでこちらを購入。1セット900円程度。

 説明によると、下記のような仕組みで耳の痛みを軽減してくれるそう。

<引用>

 気圧が急激に変化をすると調整がうまくいかず、外気圧と耳内気圧に差が生じて鼓膜の両側面を圧迫するため耳に痛みを感じます。「イヤープレーン」は内蔵のフィルターに多孔性のセラミック素材を採用し、この特殊なフィルターが鼓膜にかかる圧力をコントロールします。空気圧からフィルターを通して気圧の変化が徐々に耳内に伝わるため、急激な気圧の変化に対応し、耳鳴りや耳の痛みを防ぐことができるのです。

<引用ここまで>

 気圧が変動する前に装着する必要があるので、搭乗してすぐに装着。行きの飛行機では耳栓がしっかり装着されていなかったためか、着陸時に耳が痛くなってしまい娘は大号泣。水を飲ませても飴を舐めさせても痛みでパニック状態となり意味なし……。

装着してみた図

 説明書にも書いてあるけれど、耳上部を引き上げながら耳栓をネジのように回しながらフィットさせる必要があるため、帰りの便で慎重に慎重に再度トライ。「寝ていれば気にならないと思うよ」と離陸時は寝てもらい(娘はわりといつでもどこでもスッと寝られる能力があって素晴らしい)、着陸時は念押しでガムを噛ませてみたところ大成功! いやはやよかった……。

 これまで「耳が痛いから飛行機に乗りたくないし北海道も行きたくない!」としばらく言っていたので嬉しい限り。とはいえ、耳栓・ガム・睡眠のどれが効果的だったのかはちょっとわからない。それでも耳の痛みが無くなったので、試してみる価値は大いにあると思うので是非お試しください。飛行機のように逃げ場のない場所でギャン泣きされるのは相当つらいですからね……。

櫛井 優介

1979年1月デビュー。シャイな奥さんと2013年の春に生まれた娘&2016年の秋に生まれた息子を溺愛し、お寿司が大好きなおじさんです。インターネットでは 941 と名乗っていることが多く、色んな会社に行ったりするブログ書いてます。櫛井だから941。
普段はLINE株式会社でエヴァンジェリスト / 技術広報。会社では技術系イベントの企画や運営などを担当してます。コラムは週末に書き溜めてるので微妙に時期がズレたりします。

Twitter:@941
ブログ:http://blog.kushii.net