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シャープ、トイレや玄関を消臭する電球型プラズマクラスターイオン発生機
(2015/11/5 16:46)
シャープは、プラズマクラスターイオン発生機の新モデルとして、LEDライトを搭載した天井設置型の「IG-HTA20」(1畳用)と「IG-HTA30」(2畳用)、ベッドサイド用の「IG-HBP1」を11月26日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、22,000円前後、30,000円前後、20,000円前後(税抜)。
シャープ 健康・環境システム事業本部 空調・PCI事業部 第二商品企画部長 冨田 昌志氏は、新モデルについて次のように話した。
「小型のプラズマクラスターイオン発生機は、これまで車載型を展開しており、2014年はトイレ向けとベッドサイド向けの新製品を販売しました。実際に使用したユーザーから、気になるニオイがしっかり取れる、落ち着いて眠れるようになった、などの声をいただき好評だったため、新モデルの発売に至りました。ラインナップを拡充し、家庭内のさまざまな場所で使用していただけます」
トイレだけでなく、玄関や洗面所にも使える天井設置型
天井設置型は、E26口金のLEDライトを搭載し、一般的な電球と同じように使えるプラズマクラスターイオン発生機。人感センサーを搭載し、人がいるときはLEDライトがONになりプラズマクラスター機能は標準運転、人がいなくなるとLEDライトがOFFになりプラズマクラスター機能が強運転になる仕組み。高濃度プラズマクラスター25000で、ニオイの元となる「ニオイ原因菌」を除菌・消臭する。
トイレに適した1畳用「IG-HTA20」のほか、玄関や洗面所などに使いやすい2畳用「IG-HTA30」を新たにラインナップ「トイレ以外の場所でも使いたい」というニーズに応え、玄関特有のニオイや洗面所のカビのニオイなどを除去する。
2畳用の本体サイズは、117×220mm(直径×高さ)で、重量は約640g。全光束は810lm(電球60W形相当)で、明るさを3段階に切り替えられる。LEDライトOFF時にプラズマクラスターの運転モードを切り替えられ、「強/強→標準/標準」の3モードを備える。
1畳用は、従来モデルより体積を約30%削減し小型化を実現。LEDライトを消灯する前に、少し暗くして知らせる機能などを搭載し、使い勝手が進化したという。
1畳用の本体サイズは、85×220mm(同)で、約440g。全光束は485lm(電球40W形相当)。明るさやプラズマクラスターの運転モードは切り替えられない。
香水瓶のようなフォルムでデザイン性と設置性を高めたベッドサイド用
ベッドサイド用「IG-HBP1」は、「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載。イオンを取り囲む水分子が、肌表面に水分子コートを形成し、睡眠中の肌にツヤとハリを与えてキメを整えるという。目に優しいさくら色LEDで、就寝前のリラックス空間を演出する。
新モデルは、従来機と比較して約55%スリムになり、網目状のデザインから香水瓶型に変更。デザイン性と設置性を高め、ベッドサイドの狭いスペースにも置きやすいという。水面のように見えるライン状のシルエットが、プラズマクラスターのうるおい効果を表現している。
運転モードは、静音設計の「おやすみ運転」と、イオン濃度を高めた「枕リフレッシュ運転」の2つを用意。枕リフレッシュ運転は外出時などの使用を想定しており、寝ている間にかいた汗のニオイや、夜に多く分泌される30~40代特有の体臭などを除去する。
アタッチメントとして、風向き可変ノズルを用意。通常は水平方向に送風されるが、ノズルを付けることで上下に変更できる。より好みの位置に風向きを調整可能。
本体サイズは、130×179mm(直径×高さ)で、重量は約465g。運転音はおやすみ運転時が19dB、枕リフレッシュ運転時が33dB。