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シャープ、業務用プラズマクラスター機器の設置から保守サービスまで一貫サポートする販売店制度を開始

 シャープは、業務用プラズマクラスター機器の普及拡大に向けて、設計から設置工事、保守サービスまで一貫してサポートする「Plasmacluster Professionalメンバーズ(認定販売店制度)」の運営を10月より開始する。

業務用プラズマクラスター機器。空気浄化や脱臭、除電などの効果が期待できる

 業務用プラズマクラスター機器は、「空気浄化」や「脱臭」効果を求める医療・介護施設などで採用されているほか、「除電」効果へのニーズが高い食品工場や精密工場へ導入され、今後も普及が見込まれているという。

 そこで、さらなる業務用機器の普及拡大を図り、認定販売店制度の導入を全国規模で開始。良質なサービスと確かな技術を有する販売店を募集し、これまで同社が培ってきた各種施設への導入ノウハウなどを提供する専門研修を継続して実施する。

Plasmacluster Professionalメンバーズ。提案~導入の流れ

 「Plasmacluster Professionalメンバーズ」に加入した販売店では、業務用プラズマクラスター機器の導入を検討している施設への無償サービスを用意する。設置環境を事前に把握し、各空間の状況に合った機種、台数、設置場所を提案する「設置プラン」を用意。

 有償サービスでは、プラズマクラスター機器を設置した場合、空間のイオン濃度がどれくらいになるかシミュレーションを行なう「イオン濃度シミュレーション」、プラズマクラスター機器を設置する前後での浮遊菌の数を測定する「浮遊菌測定」などを用意する。

 同社が展開するプラズマクラスター搭載商品の世界累計販売台数は、2017年2月末に7,000万台を突破。今後も、プラズマクラスター関連商品による空間ソリューションの提案を強化し、さまざまな業務分野において、快適な空気環境を提供していくとしている。

導入例。介護施設や幼稚園で採用されている
除電効果へのニーズが高い、食品工場や精密工場でも導入