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東芝、光が広がるLED電球のラインナップを明るさ別に刷新

~電球色と昼白色で同じ明るさに

 東芝ライテックは、同社のLED電球「光が広がるタイプ」のラインナップを刷新。電球色と昼白色の全光束を統一した9機種を、7月26日より発売する。希望小売価格は2,415円~7,350円。

左から順に、白熱電球50W形相当で電球色「LDA8L-G」、同昼白色「LDA7N-G」、60W形相当で電球色「LDA9L-G」、同昼白色「LDA8N-G」、配光角は全て260度。右側の80W相当の昼白色「LDA10N-G」の配光角は240度
白熱電球40W形相当で配光角260度の「LDA6L-G/LDA5N-G」
白熱電球40W形相当で配光角180度の「LDA7L-G-K/LDA5N-G-K」

 これまで同社のLED電球「光が広がるタイプ」は、電球色と昼白色で同じ消費電力のものを1組として、消費電力別にラインナップしてきた。しかし同社によると、電球色と昼白色で明るさ(全光束、lm)の値が違うため、選びにくかったという。

 新製品では電球色と昼白色の明るさを揃えてラインナップし、分かりやすさと選びやすさを改善した点が特徴。ラインナップは、白熱電球40W形相当、50W形相当、60W形相当の3種類で、電球色と昼白色の計6機種を用意する。いずれも配光角は約260度となる。

 また、白熱電球40W形相当のみ、配光角180度の電球色と昼白色の「LDA7L-G-K/LDA5N-G-K」2機種も揃える。価格はオープンプライス、店頭予想価格は1,200円前後。

 このほか白熱電球80W形相当で昼白色、配光角約240度の「LDA10N-G」1機種も用意し、計9機種をラインナップする。

従来の消費電力別から、明るさ別にラインナップを刷新し、電球色と昼白色の全光束(lm)が同じタイプが1組となる

 従来モデルに対し、省エネ性能を向上させた。白熱電球60W形相当や80W形相当の昼白色では、エネルギー消費効率は100lm/Wを超える高効率となっているという。

 電球のように光を広げるため、カバーの表面積が大きくした。さらに、カバーには光を拡散させる「マルチ拡散グローブ」を採用。光を背面方向まで自然に広げ、ムラを抑えて柔らかく光るという。

配光角は約180度~260度までラインナップを揃える

 全機種で、「防湿形」「防湿防雨形」照明器具に対応し、浴室などの密閉形器具にも使える。

 白熱電球40W形相当の「LDA6L-G」の本体サイズは60×112mm(直径×高さ)。本体重量は110g。消費電力は6.2W。全光束は485lm。エネルギー消費効率は78.2lm/W。定格寿命は40,000時間。

小林 樹