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東芝、白熱電球用調光器にも対応した60W相当のLED電球

「一般電球形 調光器対応モデル」左から電球色「LDA8L-G-K/D/50W」、昼白色「LDA8N-G-K/D/60W」

 東芝ライテックは、白熱電球用調光器にも対応したLED電球「一般電球形 調光器対応モデル」2機種を4月7日より発売する。電球色「LDA8L-G-K/D/50W」と昼白色「LDA8N-G-K/D/60W」の2色が用意され、希望小売価格はいずれも5,600円(税抜)。

 電球色50W相当、昼白色60W相当のLED電球。独自に開発した調光制御マイコンにより、東芝製のLED専用調光器だけでなく、白熱電球用の調光器(二線式位相制御調光器)にも対応する点が特徴。従来の調光器対応モデルに比べて、光の「ちらつき」を抑制することができる。

 同社ではこの技術を「PREMIUM 調光 technology」として、今後ほかのLED光源にも展開していく。PREMIUM 調光 technologyは、容量の大きい家電製品を使用した時に発生する電源電圧の低下や、他系統の調光器操作時に発生する電源ゆがみの影響によって発生する光の「ちらつき」を抑制、全光から消灯までスムーズな調光操作が可能、調光器から発生するジーンという「うなり音」を低減するなどの特徴がある。

 配光角(光の広がり)は約180度で、昼白色810lm、電球色640lmを実現している。なお、昼白色タイプはエネルギー消費効率約98.81lm/Wで、白熱電球60W形と比べて、消費電力を約85%軽減できる。定格寿命は4万時間で、白熱電球の約40倍にあたる。

 本体サイズは、両機種とも共通で60×113mm(直径×高さ)で、重量は160g。

阿部 夏子