ニュース

東芝、光が広がる100W形相当LED電球

~電球サイズで100W形の明るさを実現

左から、電球色の「LDA16L-G/100W」、昼白色の「LDA13N-G/100W」

 東芝ライテックは、白熱電球100W形相当のE26口金LED電球2機種を10月21日に発売する。希望小売価格は、電球色の「LDA16L-G/100W」、昼白色の「LDA13N-G/100W」とも、8,925円。

 今回の製品は、60×119mm(直径×長さ)という白熱電球に近いコンパクトなサイズで、全光束が1,520lmと100W形相当の明るさを実現した点が特徴。定格寿命は40,000時間。

 また、配光角が広い「光が広がるタイプ」で、電球色では約230度、昼光色では約240度の配光角となっている。

白熱電球には及ばないが、電球型蛍光灯に近い配光角を持っている

 LDA16L-G/100Wの定格消費電力は15.7W、最大光度は187cd。ランプ効率は117.8lm/Wで、業界トップクラスの高効率としている。LDA13N-G/100Wは12.9W、176cd。

 明るいLED電球の小型化には放熱が問題となるため、LEDから出た熱を筐体だけではなく、グローブに伝えて放熱する「トリプルアーチ放熱板」を両機種に採用した。

 さらに電球色モデルでは、グローブに蛍光体を混ぜることで、LEDからの熱と蛍光体から出る熱を分散する「ヒート・セパレート方式」を採用した。熱源を分離することでグローブ全体から効率よく放熱できるという。オレンジ色のグローブを通して、青色LEDの光を電球色に変換している。

伊達 浩二