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「東芝未来科学館」が、2014年初頭にオープン

~東芝科学館は9月末で閉館

川崎市幸区の東芝研究開発センターの敷地内にある「東芝科学館」

 東芝は、「東芝科学館」を9月末で閉館し、「東芝未来科学館」として2014年初頭にリニューアルオープンする。

 東芝科学館は、1961年11月15日に神奈川県川崎市にオープンした施設で、東芝の家電やIT機器などのうち、歴史的な価値の高い、世界初の製品や国産1号機などを展示している。また、主に小学生を対象とした理科教室なども開催している。2013年5月には累計来場者が890万人を突破した。

 2009年には「CHANGE! 家電が変われば暮らしも変わる!?~電機製品のむかしといま~」と題して、白物家電の歴史を振り返るイベントを開催した。

「東芝未来科学館」館内イメージ

 東芝未来科学館は、所在地をJR川崎駅近くの川崎ラゾーナ地区に開所する「スマートコミュニティセンター」内に移し、東芝ブランドの発信拠点および、地域社会との文化交流拠点として位置づける。東芝未来科学館では、展示内容や体験型イベントを充実させることで、年間30万人の来場者数を目指す。