東芝、断熱材施工器具に対応したE17口金のLED電球

~ビーム角は210度。密閉型器具も使用可
ミニクリプトン形 断熱材施工器具対応 LED電球

 東芝ライテックは、断熱材施工器具に対応したLED電球2機種を、10月7日に発売する。ラインナップは、電球色タイプの「E-CORE ミニクリプトン形3.9W 断熱材施工器具対応 LDA4L-G-E17/S」と、昼白色タイプの「E-CORE ミニクリプトン形4.4W 断熱材施工器具対応 LDA4N-G-E17/S」の2種類。希望小売価格はいずれも4,830円。

 ダウンライトなど天井の埋め込み型照明器具に使用する、E17口金のLED電球。一般的なLED電球では、断熱材に覆われた照明器具で使用すると、天井への放熱が断熱材で妨げられ、ランプ内の温度が上昇、短寿命の原因となるため使用できなかった。

 しかし本製品では、ランプの耐久性を向上。消費電力を低減し、放熱性に優れた材料を採用することで、断熱材施工器具でも40,000時間の長寿命が実現できるという。

 また、高い拡散性を持った楕円形のグローブを採用することで、ビーム角は約210度の広配光となった。口金方向まで光が広がることで、断熱材施工器具に多く見られる、口金が斜めのダウンライト器具にも使用できるという。さらに、密閉型器具にも使えるため、ペンダントライトやブラケットなどの広い用途でも、白熱電球からの置き換えができるという。

 昼白色タイプは全光束が440lm。明るさはミニクリプトン電球40W相当で、消費電力を約88%削減し、定格寿命の40,000時間経過した時点での電気代は、約27,800円安くなるという。また、電球型蛍光灯と交換しても、消費電力を約51%削減し、40,000時間の利用で約4,000円電気代が安くなるという。

 電球色タイプは全光束250lm。明るさはミニクリプトン電球25W相当で、消費電力は約82%の削減。40,000時間の利用で電気代は約15,900円お得になるという。

 本体サイズは34×75mm(直径×高さ)で、重量は41g。口金はE17。






(正藤 慶一)

2011年9月7日 00:00