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象印、南部鉄器採用の高級炊飯器に小容量タイプが登場

極め炊き NP-QS06型“南部鉄器 極め羽釜”

 象印マホービンは、内釜に南部鉄器を採用した小容量タイプの炊飯器「極め炊き NP-QS06型“南部鉄器 極め羽釜”」を8月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は108,000円前後(税抜)。

 少人数世帯や、シニア世帯向けの容量3.5合の炊飯器。内釜に、岩手の伝統工芸品である「南部鉄器」を採用した高級炊飯器で、「小容量タイプが欲しい」とのニーズに応えた。

 内釜は、厚さ1.7mm、重さ約1.1kgの南部鉄器内釜。鉄は、IH炊飯ジャーとの相性が良く、発熱効率も高いため、沸騰時に素早く熱を伝えることができるほか、高い蓄熱性により激しい熱対流を起こすことができるため、ふっくらとした理想的な食感のごはんを炊き上げることができるという。

広く浅い造りにした南部鉄器の内釜に、内釜の羽根に密着して直接加熱する「かまどヒーター」、熱を強力に抑えて釜内に閉じ込める「空気断熱層」などにより、激しい熱対流を引き起こし、ふっくらとしたごはんを炊き上げる

 また、釜の内釜には甘み成分とうまみ成分がアップする「うまみプラス プラチナコート」をコーティングする。プラチナナノ粒子と遠赤外線の効果で、甘み成分が約60%、うまみ成分が約10%向上するという。

 炊飯メニューでは、前回のごはんの炊きあがりの感想を、アンケートで選択することで、より自分好みの炊きあがりに微調整する「わが家炊き」メニューを搭載。最大49通りの炊き方を用意する。そのほか、しゃっきりからもちもちまで7通りの「炊き分け圧力」機能、おこげごはんが楽しめる「かまど極め炊き」メニュー、米の栄養素を引き出す「熟成炊きメニュー」、年配の方などやわらかいごはんが好みの人向けの「やわらかメニュー」などを用意する。

 使い勝手の面では、操作しやすい「フラットトップパネル」、丸洗いできる「はずして洗える内ぶた」、ふきとりやすい「フラットフレーム」を採用する。また、使い方を映像で説明するDVDが付属する。

 本体サイズは、265×320×225mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6kg。炊飯時の消費電力は865W。本体カラーはプライムブラック。

阿部 夏子