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ダイソン、サブではなくメインで使えるコードレス掃除機「DC62」

〜コード付き掃除機より優れた集じん力

コードレススティッククリーナー「DC62」と、DYSONのモーター開発部門責任者のAdriano Niro(エイドリアーノ ニロ)氏

 ダイソンは、コードレススティッククリーナー「DC62」を本日よりダイソンオンラインストアで、9月13日より全国家電量販店で発売する。付属するツールの数が異なる「DC62 モーターヘッド コンプリート」と「DC62 モーターヘッド」の2機種が用意され、価格はオープンプライス。参考価格は順に、79,800円、69,800円。また、オンラインストア限定で、付属ツールが最も充実している「DC62 モーターヘッド プロ」も発売される。参考価格は79,800円。

 付属の収納ブラケットに本体を収納しながら充電し、使用時はコードレスで使えるスティッククリーナー。DC62では、サイクロン部、モーター部などを改良して集じん力が向上している点が特徴。会場には、DYSON 本社のモーター開発部門責任者のAdriano Niro(エイドリアーノ ニロ)氏が登壇し、新製品の説明を行なった。

左から「DC62 モーターヘッド コンプリート」、「DC62 モーターヘッド」、オンライン限定の「DC62 モーターヘッド プロ」
専用の収納ブラケットに収納する
手に持ったところ
内部のフィルターは簡単に取り外せる
本体上部の操作部
Adriano Niro(エイドリアーノ ニロ)氏

 まず、モーターについては「DC62に搭載するために新たに開発した『DDM V6』というモーターを搭載している。従来モデルDC45に搭載されていたモーターに比べると約1.5倍パワフルで、高効率になっている」と説明した。

 また、ダイソンの掃除機のキーテクノロジーでもあるサイクロン技術についても、強化した。

 「2列に配列された15個のサイクロンを搭載した『ティアーラジアルサイクロン』技術を採用したことで、より微細なゴミまで集じんできるようになった。床だけでなく、部屋全体に舞う花粉やアレルギーの原因となるアレルゲンまで取り除くことができる」という。

DC62に搭載しているDDM V6モーター
本体カットモデル
従来より小さなサイクロンを2列、15個搭載している
サイクロンの径が小さくなったことで、より微細なゴミも集じんできるようになった

 これらの技術により、集じん力はさらに進化して「一般的なコード付き掃除機に劣らない集じん力を実現した」という。会場では、他社メーカーの掃除機を使った実演が行なわれた。

 幅5mm、深さ9mmの溝に重曹を入れて、コード付き掃除機とDC62で吸い取ったところ、DC62は溝に重曹が全く残っていなかったのに対して、コード付き掃除機の方は重曹が残っていた。

幅5mm、深さ9mmの溝に重曹を入れて、コード付き掃除機(奥)とDC62(手前)で吸い取る
1回かけ終わったところ。奥の溝には縦走が残っている

 また、コードレス掃除機との比較実験も行なわれた。海外メーカーのコードレス掃除機とDC62でアクリル板の上に撒いた20gのおがくずを吸い込むというもので、こちらもDC62の圧勝という結果になった。

コードレス掃除機との比較実験。海外メーカーのコードレス掃除機(左)とDC62(右)でアクリル板の上に撒いた20gのおがくずを吸い込む
海外メーカーのコードレス掃除機は途中から全くおがくずを吸い込まなくなってしまった
左側だけおがくずが残っている。DC62で掃除した右側は、全くおがくずが残っていなかった
日本メーカーの一般的なコード付き掃除機に比べても、DC62の集じん性能の方が優れていたという

 Adriano Niro氏はこの結果について「従来のコードレス掃除機は、駆動時間が短い、パワーが足りないなどの原因で、補助的に使うものというイメージが強かった。しかしダイソンでは、そう捉えていない。補助的にではなくて、メインで使う掃除機として開発を進めた。事実、日本国内で一般的なコード付き掃除機にも集じん力は劣っていない」と自信を見せた。

 そのほか、使い勝手に関しては、使用するときだけ押す「トリガーボタン」の構造を改良。より軽く、押しやすくなり、長時間使用しても手や指に負担がかかりにくいという。また、本体の充電時間も従来の約5時間半から約3時間半と大幅に短縮された。運転時間は、通常モードで約20分、モーターヘッドを起動させた場合で約17分、強モードで約6分。

 ヘッド部には、静電気の発生を抑制するカーボンファイバー(炭素繊維)ブラシを採用。フローリングから微細なホコリを取り除く。

使用時に押すトリガーボタンも改良された。軽く、押しやすくなった
モーターヘッド
静電気の発生を抑制するカーボンファイバー(炭素繊維)ブラシを採用する
上位機種「DC62 モーターヘッド コンプリート」に付属する7種類のツール

 本体サイズは127×315×208mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.03kg。「DC62 モーターヘッド コンプリート」には、モーターヘッド、ミニモーターヘッド、ソフトブラシツール、フレキシブルすき間ノズル、フトンツール、コンビネーションノズル、すき間ノズルの7種類のツールが付属する。

 また、ハンディ掃除機「DC61 モーターヘッド」も同日発売する。オンライン限定と家電量販店で購入できるタイプの2モデルが用意され、価格はオープンプライス。参考価格は39,800円。

ハンディ掃除機「DC61 モーターヘッド」

 本体にはフトンツールを含む4種類の替え用ノズルが付属する。

 本体サイズは127×315×208mm(同)で、重量は1.55kg。

(阿部 夏子)