ダイソン、羽根のない扇風機の新色をオンラインストア限定で発売
ダイソンは、羽のない扇風機「Air Multiplier(エアーマルチプレイヤー)」の新色をオンラインストア限定で4月19日から発売する。価格は39,000円。
今回新色が加わったのは、Air Multiplierの30cmモデル。従来Air Multiplierは、25cmモデルでのみホワイトとサテンブルーを展開し、30cmモデルのカラーはホワイトだけだったが、オンラインストア限定で、30cmタイプでもサテンブルーを販売する。
Air Multiplierは、周辺の空気を巻き込み気流を増幅させることで風を起こす扇風機。送風に羽根を使用しないため、風にムラが起きにくく、手入れが楽で安全性が高い点が特徴。
「Air Multiplier」30cmモデルの新色「サテンブルー」 |
製品の内側がブルーになっている | 本体側面。従来の扇風機とは構造が異なるため、本体はコンパクトで置き場所を選ばない。本体サイズは356×155×547mm(幅×奥行き×高さ) | 今回の新色発表により、オンラインストアでは25cmモデル、30cmモデルとも色を選べるようになった |
従来の扇風機とは全く形が異なる | 従来の扇風機は羽根で風を起こすため、風がムラになっていたという | 周辺の空気を巻き込み気流を増幅させることで風を起こす独自の技術を搭載している |
ダイソンでは、オンラインでの新たな取組みとして3月1日からウェブサイトを一新し、オンラインストアをオープン。ウェブサイトでは「ダイソンの真実」として、日本のユーザーが抱いている同社製品に対しての疑問を、同社のエンジニアが動画で答えるというコンテンツを新たに開設。同社のエンジニアが、ユーザーにこのような形で答えるというのは世界初の試みだという。
ダイソンではオンライン上の新たな取組みの1つとして3月1日にウェブサイトを一新した | 新たにオープンした「ダイソンの真実」というコンテンツではユーザーが同社の製品に対して感じている疑問などを取り上げている | ダイソンのエンジニアがユーザーの疑問点に動画で回答。同社のエンジニアがこのような形で答えるというのは同社初の取組みだという |
また、オンラインストアでは、同社が日本で販売している全ての製品をインターネットで購入することができる。オンラインストア限定の商品として、オリジナルカラーやオリジナルモデルの展開を進めていくという。さらに、掃除機のノズルやブラシなどの部品も展開していく予定だ。
「DC31 mortorhead」の新色サテンシルバー |
オンライン限定モデルの第一弾はAir Multiplier 30cmモデルのサテンブルーとなるが、第二弾としてハンディタイプの掃除機「DC31 motorhead」の新色サテンシルバーを6月7日より発売する。DC31ではこれまで、イエローとブルーを展開していたが、新色サテンシルバーが加わって、全3色のカラーラインナップとなる。
DC31は、ハンディタイプの掃除機で、同社の掃除機の中では最も小さいモータを搭載しているのが特徴。
製品本体 | 本体前方 | 手に持ったところ |
ダイソンのシニア・デザインエンジニア、Martin Peek氏 |
会場には、同社のシニア・デザインエンジニア、Martin Peek氏も登場した。同氏は、ダイソンの製品がいかに、緻密な技術の上に成り立っているかを力説し、同社の製品テストの模様も紹介した。また、製品デザインについては「ダイソンのデザインは、単にデザイン性を重視したものではなく、計算された技術の上に成り立っている」とコメントした。
同社の製品をテストする工場なども紹介された | カーペットやタイル張りの床など多様な床質で吸引力をチェックする |
(阿部 夏子)
2010年4月19日 00:00