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パナソニック、2019年3月末で蛍光灯照明器具を生産終了

 パナソニックは、2019年3月末で、非住宅向けの蛍光灯照明器具の生産を終了することを発表した。今後は、より省エネ性が高く、長寿命であるLED照明器具の普及をさらに推進していくという。

2019年3月末に生産終了予定の施設用蛍光灯照明器具の一例

 まず2018年4月末に、黒板灯など用途別照明器具の一部、階段通路誘導灯を含む非常用照明器具の一部、非常用ダウンライトの約70品番の生産を終了。続いて2019年3月末に、富士型、笠付、笠なし、埋込型、防湿型、防雨型照明器具、非常用照明器具の約120品番の生産を終了するとしている。なお、メンテナンス用の蛍光ランプは、照明器具生産終了後も継続して生産するとのこと。

 今後はLED照明器具への移行を推進し、特に蛍光灯照明器具が多く使用されている施設市場向けについては、さまざまな施設や用途に対応できる一体型LEDベースライト「iDシリーズ」を中心とした、高効率LED照明器具の普及を加速させていくという。

一体型LEDベースライト「iDシリーズ」