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NECライティング、2018年3月で蛍光灯器具の生産を終了

 NECライティングは、2018年の3月をもって蛍光灯器具の生産を終了すると発表した。

NECライティングの照明器具

 蛍光灯器具の生産終了は、世界的に喫緊の課題となっている地球温暖化防止を目的とし、高効率なLED照明などへの促進を図るためとしている。

 具体的には、政府が2016年5月13日に閣議決定した、地球温暖化対策計画にて「2030年度に2013年度比で26%の温室効果ガス削減」することを目標に掲げていることを挙げる。

 同社はこうした目標達成に寄与するだけでなく、高品位の照明を提供する責務があることから、2018年3月をもって蛍光灯器具の生産を終了することを決めたとする。

 今後も一体型ベース照明や高天井用照明、シーリングライトをはじめとする高効率LED照明を継続的に拡充していく。

 なお、殺菌灯などの特殊用途蛍光灯器具と、蛍光ランプは引き続き生産する。