シャープ、文字を“ナゾル”だけで意味が調べられるペン型スキャナー辞書

　シャープは、分からない言葉をなぞるだけで意味が調べられる、ペン型スキャナー辞書「ナゾル」を発売する。国語モデル「BN-NZ1J」、英和モデル「BN-NZ1E」ともに、価格はオープン価格。店頭予想価格は、いずれも13,000円前後(税抜)。

ペン型スキャナー辞書「ナゾル」。写真上が国語モデル「BN-NZ1J」、同下が英和モデル「BN-NZ1E」

　書籍や新聞、雑誌などに印刷されている分からない言葉を、なぞるだけで意味を調べられるペン型スキャナー辞書。本体スイッチを押して紙面をなぞるだけで、2.6型の内蔵モニターに意味が表示される。調べた言葉の履歴が、100件まで保存され、再確認しやすいという。

　約6ポイント(約2.1mm大)～約22ポイント(約7.8mm大)の、印刷された文字が読み取り可能。言葉の意味は、搭載された2.6型のモノクロ液晶(3行表示、15文字/行)に表示される。

本体スイッチを押して紙面をなぞるだけで、2.6型の内蔵モニターに意味が表示される

　国語モデル「BN-NZ1J」には、新語が豊富に収録されているほか、現在一般的に使われている意味が優先的に解説されている「スーパー大辞林3.0」 (2016年1月改訂版)を搭載。図/表/付録を除く収録項目は、約26万5千項目。

　英和モデル「BN-NZ1E」には、日常語に加え理工/医学/社会科学・ITから生活/法律/スポーツまで、多方面の専門語も収録した「グランドコンサイス英和辞典」を搭載。収録項目は約36万項目。

　本体サイズは約158×36×21mm(幅×奥行き×厚さ)で、重さは約86g。単四形アルカリ乾電池2本を電源とし、約30日の使用が可能(読み取りを1日30回使った場合)。