すき間時間に英会話が学べるカシオの電子辞書「エクスワード」

　かつては活用している編集者やライターが多かった電子辞書。最近はスマートフォンの普及で、すっかり見かけなくなってしまった。だが、言葉を専門に扱う電子辞書は、電子辞書なりのメリットが多いもの。最新モデル「エクスワード RISE XDR-A20」を借りて、使ってみることにした。

Xword RISE XDR-A20

　「デジタル大辞泉」などの日本語関連の辞書を収録しつつも、力が入っているのは英和辞典や英英辞典などの英語関連のコンテンツ。さらに辞書として使わない時にも、例えば通勤/通学中に英会話を勉強してしまおうという「English Training Gym」機能や英会話のリスニングが鍛えられるコンテンツなどが搭載されている。

英語関連のコンテンツが豊富

英会話のスピーキングは、聞いているだけで話せるようになりそう

イヤホンを付ければ、満員電車の中でも英会話が学べる

　英語を学習中の人には最適なチューニングがされた電子辞書だが、英語脳を鍛えるだけでは社会人としては失格。そう思ったときに読みたいのが、収録されている古今の文学作品だ。同機には日本文学が2,000作品と、海外の1,000(英文)作品が収録されていて、気軽に読める。

　キーボードをスライドさせれば、タブレットやスマートフォンのように、片手で持って扱える。5.3型のタッチパネルは、新書や文庫くらいのサイズ感なので、満員電車でも小説を読みやすい。通勤のお供にオススメの一機だ。

文学作品も収録されている。新書サイズで読みやすい

USB-ACアダプアターで充電する