やじうまミニレビュー
長い名前もポンッと一瞬でスタンプできるシヤチハタの「おむつポン」
by 河原塚 英信(2016/5/12 07:00)
この4月から息子を保育園に預けている。入園の際に言われて、びっくりしたのが、持っていくオムツには、すべてに名前を書いて欲しいということ。息子の名前を、ひらがなで書くと、姓が5文字で名が4文字で計9文字。(これでも名前を考える時に、短くしたのだが……)。これを一枚一枚のおむつに書くのかと思うと気が遠くなる。
そこで購入したのが、シヤチハタの「おなまえスタンプ おむつポン」。いわば、おむつ用のスタンプだ。
メーカー名 | シヤチハタ |
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型番 | おなまえスタンプ おむつポン |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,227円 |
このスタンプ、印字する文字を、オーダーメイドする必要がある。文字のオーダーは、本体の代金に含まれているので、別途料金がかかることはない。まずは本体を手に入れたら、同梱されている説明書を開く。説明書の中に、“お問合せ番号”が書いてあるのを確認。シヤチハタ内の専用サイトを開いたら、この“お問合せ番号”を入力して、印字面を発注するのだ。印字する文字と書体(フォント)を指定。全24種類の中からイラストも選べる。
最大12文字(イラスト含む)を指定できるが、だいたい10文字以上にすると、長体がかかって文字の左右が縮こまったようになってしまう。ということで、うちはイラストを入れるのを諦めた。ちなみに、印字面の注文はハガキでも申し込めるが、イラストは入れられない。
サイトで注文すると、数日後にはゴム素材の印字面が封書で届いた。印字面が届いたら、本体に貼り付けると、スタンプとして使い始められる。
印字面をホルダーに貼り付けたら、本体の準備は完了だ。あとはスタンプ台に同梱のインクを垂らしていき、全体をよく馴染ませる。
あとは、ホルダーをスタンプ面に押し付けて、おむつにスタンプしていくだけ。てきとうにやると文字のかすれがひどくなるので、インクを付けるときにも、スタンプするときにもしっかりと力を入れる。
初めは力加減が分からず文字がかすれてしまったり、慎重になりすぎて時間がかかったりするが、すぐに4-5枚めくらいからは慣れてしまった。結局、初めて使った時でさえ、10枚のおむつにスタンプするのにかかった時間は、2-3分。いわゆるシヤチハタと呼ばれる同社のネーム印のように、インクが印面に自動的に補充されていくわけではないが、それでも速い。
もちろん子どもに持たせるものは、手書きで書いてあげたいともチラッと思っていたが……。実際に「おなまえスタンプ おむつポン」を使って、あまりにも素早く印字できるのを体験してしまうと、これから手書きしていく、というのは考えられない、というのが正直な感想だ。特に我が家のように共働きの場合は、必須のアイテムと言えるだろう。