洗濯槽の汚れやカビをごっそり落とす「激落ち」くん

レック「激落ち 洗たく槽クリーナー S-559」

　普段からほぼ月に1回のペースで、重曹を使って洗濯槽を洗浄している。でも最近、洗濯槽から変なニオイがしている……。おそらく、重曹だけでは取れない頑固な汚れやカビがあるのだろう。

　というわけで、洗濯槽にこびりついている汚れやカビをきれいに落とすため、洗濯槽専用の洗浄剤で、洗濯槽を洗うことにした。

　今回購入したのは、レックの洗濯槽用洗浄剤「激落ち 洗たく槽クリーナー」だ。台所や洗面所などの掃除で、日頃から「激落ち」シリーズにはお世話になっているので、かなり期待している。

　この製品は、洗濯槽をきれいにする洗浄剤で、1回使い切りタイプ。弱アルカリ性の粉末と酸性の液体で洗濯槽の汚れを落とすという。使える洗濯機は、乾燥機能付きを含む全自動洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機(洗濯槽)で、洗濯容量が9kgまでの洗濯機だ。

　注意して欲しいのは、塩素系の洗剤・洗浄剤と混ぜると、有毒なガスが発生することだ。

パッケージ

パッケージの中身。弱アルカリ性の粉剤と酸性の液剤が入っている

洗濯槽の汚れやカビがごっそり落ちる!!

　使い方は簡単で、粉剤と液剤を洗濯槽に全部入れるだけ。あとは、水位を高に設定し、洗濯機を標準コース(洗濯→すすぎ→脱水)で1回運転する。我が家のドラム式洗濯機を含め、最近の洗濯機では槽洗浄コースが用意されている。今回は、11時間かけてじっくり洗濯槽をきれいにする槽洗浄コースを選んだ。

順番はどちらからでもいいので、粉剤と液剤を洗濯槽に全部入れる

槽洗浄コースで運転した。運転時間は約11時間

　5時間後。槽洗浄コース運転中の洗濯機の扉を開けてみると、汚れで濁った水が溜まっていた……。

　濁った水は見なかったことにして静かに扉を閉じ、槽洗浄コース運転が終わるまで6時間寝ることにした。

　朝起きて洗濯機を見に行くと、槽洗浄コースの運転は終わっていた。汚れやカビが落ちているかを確認するために、水位を低に設定し、重曹を入れて5分間、洗い運転をした。

　5分後、扉を開けて洗濯槽を確認したら、濁りのないきれいな水が漂っていた。

激落ち 洗たく槽クリーナーを入れて、槽洗浄コースで5時間運転した後の水。汚れで濁っている

槽洗浄コースの運転が終わった後、低水位で重曹を入れて、5分間洗い運転をした後の水。濁りのないきれいな水だ

　今回は、激落ち 洗たく槽クリーナーを洗濯槽に入れたあとすぐに、水で槽洗浄コースで運転した。それでも、水が濁るぐらいの汚れは落ちた。水をお湯に変えるだけでも、より効果が高まるだろう。

　これまでは、定期的に重曹のみで洗濯槽を洗浄してきたが、今回、激落ち 洗たく槽クリーナーを使うことで、重曹だと落としきれていなかった汚れやニオイをきれいに除去できた。やっぱり、「激落ち」シリーズの効果は期待通りだった。

　これまで、重曹のみで洗濯槽洗浄をしてきた人や、洗いたての洗濯物から嫌なニオイがする人に、一度試してみて欲しい洗浄剤だ。