やじうまミニレビュー
旅行者やキャンパーにおすすめ! たった140gのよく落ちる“洗濯袋”
by 石井 和美(2014/10/14 07:00)
着替えをたくさん持って行ったつもりでも、予想外のアクシデントで汚してしまったり、汗をかいてしまったり、旅先で洗濯しなければならない事態がよくある。
そんなときに便利なのがスクラバの「スクラバ・ウォッシュバッグ」だ。桶と洗濯板が組み合わさったような、コンパクトな洗濯袋だ。
メーカー名 | スクラバ |
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製品名 | スクラバ・ウォッシュバッグ |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 6,912円 |
この製品の最大の特徴は“洗濯袋”ということ。中側の片面は固めのシリコーン板となっており、そこには固い突起がある。この突起の上で衣類がこすれると、汚れが落ちる仕組みだ。サイズは実測で550×330×200mm(幅×奥行き×高さ)、重さは140g。
少ない水でも大丈夫! 汚れも洗濯板効果でバッチリ落ちた
説明書は付属していないが、「洗濯物の量に対して必要な水の量の目安」と「使い方の手順」はアイコンで本体に表記されているので、迷わず使える。
水量の目安は、Tシャツ1枚、靴下1足、パンツ1枚の分量であれば水位は下のライン、Tシャツ2枚、靴下2足、パンツ2枚程度の分量であれば、上のラインまで水を入れる。
最初に男性用の長袖シャツを洗うことにした。生地に醤油を垂らし、乾燥させておいたものだ。
ウォッシュバッグに洗濯物と洗剤と水を適量入れる。服の数にもよるが、3L程度なので濃縮洗剤であればたらす程度で大丈夫だ。
袋の口であるロールトップを4回以上巻き、バックルでロールを固定する。こうすることで折り目が開かず、水を入れて横にしても水が漏れない。
しっかり口を閉じたら、チューブから空気を抜く。空気が入っていると、洗濯袋がふくらんでしまい、中に入った洗濯物を袋の上からつかむことができないからだ。
洗うときはロゴのある面を上にして置き、手を上下左右に動かす。20秒から40秒ほど、シリコーン製の突起にこすりつけるようにして洗浄するだけなので、すぐに終わる。
洗濯物を取り出し、汚水を捨て、きれいな水を入れてすすぎ、洗剤を十分に落とした衣類を乾燥させれば洗濯完了だ。
手で絞って干しておいたところ、シャツにあった醤油の跡はきれいに消えていた。どこが汚れていたかわからないほどだ。
泥が付いた子供のTシャツとズボンを一緒に洗ってみたが、こちらもきちんと汚れが落ちていた。外遊びでちょっとくらい汚れても、ウォッシュバッグがあれば旅先でさっと汚れを落とすことができる。
なお、洗った衣類は手で絞らなければならないため、トレーナーなどの厚手の生地は向かない。ウォッシュバッグで洗うまでは簡単だが、絞る作業に力がいるので、特に女性にとってはつらい作業になる。シャツや靴下、下着といった薄手のものが向いている。