やじうまミニレビュー

MONOクリエーション「DOGGY Key Finder」

~鍵のありかを鳴き声とLEDで知らせる犬型キーホルダー

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MONOクリエーション「DOGGY Key Finder」

 鍵は大事なものだけど、小さくて薄いため、失くしてしまいやすい。定位置を決めて必ずその場所に置いておいたハズが、いつの間にやら見当たらなくなっている。子供の頃からいくつも鍵を無くしており、その度に困っているのだが、結局コレといった対策が見当たらない。

 そこで今回は、無くした鍵を見つけやすくするグッズを紹介しよう。MONOクリーエションの「DOGGY Key Finder」だ。

メーカーMONOクリエーション
製品名DOGGY Key Finder 130001RE
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,050円

 DOGGY Key Finderは、簡単に言えば犬型のキーホルダー。本体サイズが60×25×50mm(幅×奥行き×高さ)、重要は約23gと軽量・コンパクトで、首輪のようなゴムひもに鍵を通すことで、キーホルダーとして利用できる。

 また、鼻先がLEDになっており、本体上部の耳のようなスイッチを押すことで、鍵穴を確認するなど、ちょっとした手元灯として使える。今回は赤の本体カラーを選択したため、光色も赤かったが、ほかの本体カラーでは、白色や青色のLEDが搭載されているものもある。

本体にははじめから「首輪」がついている。ゴムのため伸縮する
耳のようなスイッチを押すことで、“鼻”のLEDが光る

 しかし何と言っても、本製品のメイン機能は「Key Finder」という名の通り、鍵のありかを教えてくれる機能だ。手を2回以上叩くと、本体内の音センサーが反応し、DOGGY Key Finder本体から「ワンワン」という鳴き声がして、場所を教えてくれる。自ら場所を発信してくれるのであれば、探す手間が省けるというわけだ。

 ちなみに、電源にはボタン電池のLR44を3個使用する。購入時に既に本体に入っているため、購入したり入れる作業は必要ない。また、電池ケースはフタがネジでしっかり固定されているため、誤ってフタが開いてしまうこともない。

鍵をヒモに通したところ
電池は本体の中に最初から入っている。ネジでしっかり固定されているため、誤って開くことはない

 さっそく、その「ワンワン」機能を試してみた。センサーが反応するのは約50cmの範囲内とのことだが、実際には2mほど離れていても、ちゃんとワンワンと吠えてくれた。また、本体をコピー用紙の山の中に入れても、しっかりとワンワンという声が聞こえた。ゴミゴミした環境でも鍵のありかを教えてくれそうだ。

2回手を叩くと、ワンワンという音で鍵のありかを知らせてくれる。2mほど離れても反応してくれた
コピー用紙を積んだ山の中でも、ワンワンという声で知らせてくれる

 ワンワンと鳴いている最中は、鼻のLEDも点灯する。例え音が聞こえなくても、「何かピカピカしているな」という感じで、見た目でも場所を発信してくれる。

 ただし、残念なことがある。音センサーの反応が良すぎて、本体に当たった音でも反応してしまう点だ。例えばポケットに入れて走ったりすると、鍵が本体に“コツコツ”と当たり、その音でワンワンと吠えてしまう。これは明らかに無駄吠えだ。

尻尾は音センサーのON/OFF切り替えスイッチになっている

 そのため、普段は尻尾の部分にあるセンサーのスイッチをOFFにしてしまうことが多いが、これではせっかくの機能を持て余してしまうことになる。音の感度を鈍くすると反応範囲が狭くなりそうなので、手を3回、または4回叩くなど、発生条件をもう少し厳しくした方が良いかもしれない。

本体をコツコツと2回叩いても、その音でワンワンと反応する。ちょっとセンシティブすぎないか?

 また、“首輪”のゴムは結構太いのでので、通し穴が小さい場合は、取り付けが難しい。携帯電話のストラップにも向かないだろう。

 これまで鍵をいくつも無くしてきた私には、このKey Finder機能は非常に嬉しい。どことなくビーグル犬っぽい、かわいらしいデザインも気に入っている。今は家から持ち出す機会の少ない倉庫の鍵に取り付けているが、肝心のセンサー機能が改善されれば、家の玄関の鍵や自転車の鍵など、いろいろな鍵に取り付けられそうだ。

正藤 慶一

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