やじうまミニレビュー
無印良品「2通りにたためる折りたたみ傘」
無印良品 「2通りにたためる折りたたみ傘」 |
ちょっとした外出や旅行の際に、便利なのが折りたたみ傘だ。小さく折り畳んでカバンに入れておけるので、普段から持ち歩ける。
一方で、折りたたみ傘は折りたたむのが面倒くさいという欠点もある。通常の傘ならお店に入る時にサッと傘袋を使えるが、折り畳み傘だと、しっかり折りたたんでからでないと傘袋におさまらない。折りたたみ傘の骨を一本一本折ってたたむのは、なかなか手間がかかるのだ。
今回紹介する無印良品「2通りにたためる折りたたみ傘」は、そんな折りたたみ傘の弱点をうまくカバーしたユニークな製品だ。さっそくチェックしてみよう。
メーカー | 無印良品 |
製品名 | 2通りにたためる折りたたみ傘 |
販売価格 | 1,980円 |
購入場所 | 店頭 |
購入価格 | 1,980円 |
2通りにたためる折りたたみ傘は、見た目は標準的な折りたたみ式の傘と変わらない。ではこの商品のどこが面白いのかというと、付属の傘袋の長さが2段階に変えられるという点である。つまり、傘の骨をいちいち折らなくても、そのまま傘袋に入れて持ち運べるというわけだ。
傘本体に特徴的な部分はなく、説明書なしでも扱える | ハンドル部分は短い円柱タイプ。意外と滑りにくく、持ち心地がよかった |
たたみ方は、傘を閉じた状態と、傘の骨を折って短くなった状態との2通りだ。機能面も普通の折りたたみ傘となんらかわりない。ハンドル部分には滑りにくい処理がされていて、持ちやすい。
「2通りにたためる折りたたみ傘」という商品名を聞いて、“2段階の長さで傘をさすことができる”のかと期待してしまったので、ほんのちょっと肩すかしを食らったのだが、よくよく考えてみると、こんな風にふた通りの長さにできる傘袋なんて今まで見たことがない。
長い状態のときは、袋をそのままで傘を入れるだけ | 長い状態。感覚としては背の短い傘として持ち運べる。このときの長さ約58cm |
まずは傘本体を折りたたむ | 次に袋を折りたたむ。中程にボタンがあるだけという、シンプルなモノだ | これはいわゆる折りたたみ傘のビジュアルと同じ。長さは約35cm |
雨量の少ない季節、雪の中での撮影! |
この傘袋は、使っているうちに使い勝手の良さを実感できた。店舗に入るときには1本1本骨を折りたたむ手間がいらず、電車に乗るときには傘を折りたためば携行性も維持できる。袋をほんの少し工夫するだけで、こうも利便性が向上するというのは、正直、驚きだ。
シンプルなアクセントで利便性を向上させたユニークな傘。外出する際に、折りたたみ傘を折りたたむのが面倒だと思った人は、無印良品「2通りにたためる折りたたみ傘」をチェックしてもらいたい。
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2011年 2月 16日 00:00
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