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やじうまミニレビュー

YUEN'TO「マジックアンブレラ」

〜使用後の水滴が散らない、ケース付き折りたたみ傘
by 正藤 慶一


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです



YUEN'TO「マジックアンブレラ」
 今週の天気予報を見ると、天気は曇り、降水確率は40%以上の日が多くなっている。「雨が降るのか降らないのかはっきりしろ!」と言いたいところだが、よくよく考えればそれが梅雨というもの。天気に文句を言うよりも、出かける際に折りたたみ傘を持参するのが、現実的で建設的な梅雨対策である。

 しかし、折りたたみ傘で困るのが、雨が止んだ後に、バッグにしまうとき。使用するときは取り出すだけだが、使用後は雨で濡れているため、 バッグの中に収納すると、中身が濡れてしまう。購入時にカバーがついているを使えばよいのだが、無くしてしまったり持っていかなかったりと、いざというときに頼りなかったりする。

 そこで今回は、はじめから収納カバーが付いた折りたたみ傘「MAGIC UMBRELLA(マジックアンブレラ)」を紹介しよう。

ブランド名 YUEN'TO(ユエント)
製品名 マジックアンブレラ
希望小売価格 3,990円
購入場所 楽天市場
購入価格 3,990円

 右上の製品画像を見ると、その円錐形のデサインから「どこが折りたたみ傘?」「懐中電灯?」と思われるかたもいるかも知れない。しかし、底部のフタを回してスポッと引くと、中からでてきたのは紛れもなく折りたたみ傘。あとはこれを開くだけで使用準備が完了だ。まるで筒の中から花が出る手品のようなこの構造から、マジックアンブレラという名前が付いているのだろう。

 収納するときは、傘をたたみ、再び円錐の中に入れるだけ。この円錐のケースはプラスチック製で、かつしっかりと封がされているので、雨に濡れた後にバッグに入れても、満員の電車の中でも、傘の水滴が移らない、というわけだ。

ケースの中には、折りたたみ傘が収納されている。大げさに言えば、筒の中から花が飛び出るマジックのようだ 傘を完全に開いたところ。ケース部がそのまま取っ手になる 水滴が付いていても、カバーに収納すれば、水滴がカバンの内部に散ったり、服に付いたりする心配もない

 実際に、大雨のなかマジックアンブレラを差した後、ケースに収納し、バッグに入れてみたが、バッグ内部が濡れることはなかった。円錐ケースはプラスチック製で、かつ蓋のかみあわせ部分にもゴムがある。水が漏れないための配慮はしっかりなされているようだ。

 このケースがあるにもかかわらず、サイズはコンパクト。48×255mm(直径×高さ)と、一般的な折りたたみ傘と比べてもスリムに映る。なので、ビジネスバッグにだってスッと入ってしまう。

 そのぶん、傘の直径は88cmと、折りたたみ傘である点を考慮しても小振りなサイズ。荷物が大きかったり、雨風が強くなると凌ぐのが大変かもしれない。

ケースに収納したサイズは一般的な折りたたみ傘よりもスリム ビジネスバッグにも入る。縦でも横でもOK 直径は88cmなので小ぶりな部類に入る

 それよりも問題なのは、構造上、使用時に円錐ケースの“頂点”付近をグリップすることになる点だ。これがけっこう大きく、しかも持ち手から離れるほど、ケースは太くなる。別に持ちにくいことはないのだが、使用しているところを傍から見ると、一般的な折りたたみ傘と比べて珍しく映ってしまう。

 実際に、突然雨が降った時にマジックアンブレラを使ったのだが、人が多く集まる駅前だったので、小心者の私は、周囲の人に“何その傘!? 何その取っ手!?”と笑われているような感覚に苛まれてしまった。雨は問題なく凌げたし、雨が止んだ後にはバッグにも入れられたので、本当は感謝しなければいけないハズなのだが……。なお、故障やサビなどのトラブルは、使用から3週間ほど経っているが、いまのところ発生していない。

持ち手の形状はまったく異なる 雨の中で傘を差したところ。取っ手部分がかなり太いので目に付いてしまう
ブランド名を大きく描いたパッケージはかわいらしいデザイン。プレゼントに向きそう
 言ってしまえば“おもしろ傘”のカテゴリに入る製品だが、忘れがちなカバーを最初から付けて、水滴の飛び散りの心配がないというアイディア自体は意外と実用的だ。ちょっと値は張るが、パッケージもかわいいので、プレゼントとして利用するのも良いだろう。折りたたみ傘の水滴に困っている人、ありきたりの折りたたみ傘では満足できない人にお勧めしたい。




2010年 6月 28日   00:00