KIKKERLAND「CHARGING STATION」。製品パッケージの写真がこの製品の用途を全て物語っている

　田に水が張られ、いよいよ緑がまぶしい季節となってきた。とはいえ、つい先日まで寒さに驚かされたと思ったら、いきなり夏日連発で、あまりの気候の変動ぶりに心身ともに参ってしまいそうである。そんな中、年中携帯され、どこに行っても休まず使われがちなモバイル機器たちも、癒しと休憩を要求しているとかいないとか!?

　そんなときはKIKKERLANDの「CHARGING STATION」などいかがだろうか。プランターのような外観で目を楽しませながら(驚かせながら?)、ホコリにまみれつつ、ごちゃごちゃになりがちなモバイル機器のケーブルをうまく収納し、その中で充電できるアイテムなのだ。

　葉の部分が長めなのでてっきりイネの苗かと思いきや、芝生を模しているらしい。この芝の中に充電プラグを隠しておけるので、端末を充電している様子は、まるでモバイル機器が芝の中で昼寝をしているような状態。ケータイ電話サイズのモバイル端末なら3台は置けるサイズだ。

パッケージ内容はこれだけ	先端の枯れ具合がちょっとリアルな芝	ボックスに開けられた隙間からケーブル類を通す。卓上ホルダがそのまま収納できるわけではない

プラグだけ芝から出しておく	ケータイ電話を芝の上で充電	スペース的には3台が限界か

　このアイテムの機能は、ケーブル類をうまく隠し、目を癒やすことにあるが、コンセントとプラグの間のホコリを防ぎ、トラッキング現象を防ぐ効果もあるらしい。

　生きた植物ではないので、水をやる必要もない(絶対かけてはいけない!)。置いておくだけでよいので手間いらず。癒しを求めるヒトとモバイル機器の両方に優しい「CHARGING STATION」、仕事場に“緑”が少ないとお嘆きの方にもぴったりかもしれない。