やじうまミニレビュー
塗って、学んで、楽しんで! A0サイズの超巨大ぬり絵「ヌーリエ」
by 川端 衣里(2015/12/15 07:00)
子供の創造性は無限大。お絵かきや塗り絵の際には小さな紙に収まりきらず、机や壁を汚してしまうことも多々あります。そこで見つけたのが、マルアイの「ヌーリエ」です。
メーカー名 | マルアイ |
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製品名 | ヌーリエ NIPPON PON |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,296円 |
ヌーリエは、118.9×84.1cmの超巨大なA0サイズの厚紙に、独特のタッチでコミカルなイラストが描かれている、塗り絵好きな子どもなら大喜び必須の商品です。
絵柄は東京、富士山、世界地図、日本地図、宇宙、動物をモチーフにした6種類。今回は日本地図柄の「NIPPON PON」を購入しました。
細長いケースを開けてみると、丸められて筒状になったヌーリエが一枚入っています。このままだとクルクルと丸まってしまうので一度反対側に丸めて平らに直し、更に四隅に重しを置いて固定すると塗りやすくなります。
床に広げるスタイルで子どもはワクワク
さっそく3歳と1歳半のイタズラ盛りでやんちゃな男の子達にやってもらいました。
すると、床に紙を広げてその上に乗って塗るスタイルが新鮮だったらしく、そのまま数十分間も楽しく塗り続けてくれました。飽きっぽいお子様でも、このヌーリエであれば集中してくれる可能性が高そうです。
紙質が厚いため、とてもしっかりしているので色鉛筆やクレヨンはもちろん、水彩絵の具でもOK。水をたっぷり含ませてもふにゃふにゃになることはありません。
大人1人で真剣に塗ってみると北海道の部分だけで1.5時間を要し、全体を塗り尽くすまでに約8時間かかりました。これは脇目も振らずに一心に塗った結果なので、子どもに与えるのであれば塗り絵帳を何冊も買うよりよほど経済的で、かつ思い出に残る大作が仕上がることと思います。
遊びながら社会科の知識が身につく!
また、ヌーリエの特長は知育にも役立つこと。
日本地図柄では鹿児島に西郷さん、北海道に五稜郭、広島に原爆ドームとその地方地方の歴史的人物や建造物、さらに特産品や生息動物などが盛りだくさんに描かれています。
子供の「これなぁに?」に答えながら親子で塗っていけば、自然と日本史や地理の知識が身につくというわけです。それをきっかけに親子のコミュニケーションが増え、社会科の勉強まで好きになってくれれば言う事ありませんよね。
以上のように楽しくて勉強になるヌーリエ、2歳以上のお子様をお持ちの方に特にお勧めいたします。
年末年始のまとまった時間に親子でトライしてみてはいかがでしょうか。