やじうまミニレビュー
コジット「布団用掃除機ネット」
コジット「布団用掃除機ネット」 |
季節の変わり目は天候が不安定で、布団を外に干すこともままならない。我が家では、この時期ふとん乾燥機をフル活動させているが、最近テレビで気になることを聞いた。布団乾燥機でダニを殺したら、布団を叩いてダニの死がいを取り除くか、掃除機で吸うかしないと、ダニの死がいがそのままになってしまうというのだ。これは、外で布団を干した時も同様で、ダニを殺したらそれを除去するということが大事らしい。
ダニの死がいは「アレル物質」と呼ばれ、ハウスダストアレルギーの原因にもなる。そこで、導入したのがコジットの掃除機用アタッチメント「布団用掃除機ネット」。最近の掃除機では布団掃除専用のヘッドを付属しているものもあるが、まずは値段が手ごろなものを選んだ。
メーカー | コジット |
製品名 | 布団用掃除機ネット |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 707円 |
本体の構造は至ってシンプル。楕円状になったプラスチックの枠を、マジックテープで掃除機のヘッド部分に固定するだけだ。装着にも全く手間がかからない。経験のある方も多いと思うが、掃除機で布類を掃除すると、吸引口に布が詰まってしまって、作業がなかなか進まない。それをこんな簡単な器具で、解決できるのかと最初はかなり半信半疑だった。
製品パッケージ | 製品本体 | 裏側。こちらが掃除機の吸引口側になる |
横から見たところ。本体はプラスチック製で固い | マジックテープで掃除機に固定する仕組み | 手に持ったところ |
実際に使ってみよう。我が家ではダイソンのDC26のturbinehead entry(タービンヘッドエントリー)の掃除機を使っている。一般的な掃除機に比べヘッドの幅は狭いが、厚みがある特徴的な形をしている。しかし、布団用掃除機ネットはマジックテープで、幅の調整ができるようになっているため、しっかり対応してくれた。
布団用掃除機ネットを装着してみて、驚いたのは布団用掃除機ネットをセットすることで掃除機の吸引口が浮いた形状になること。掃除機のヘッド部分にはゴミを掻き出すブラシが搭載されていて、ここには髪の毛やほこりが付着している。それを寝具である布団に直接付けるのは、かなり抵抗があるが布団用掃除機ネットではその部分もちゃんとフォローしてくれる。
自宅で使っているダイソンの掃除機のヘッド部分 | 厚みがある造りでもしっかり装着できた | 掃除機の吸引口はブラシにホコリや髪の毛などが付着しているため、そのまま寝具に使うのは抵抗がある |
実際に使ってみると、思っていたよりもずっとスムーズ。どうしてこれだけの構造でここまで動きがスムーズになるのか、不思議に感じるくらい、抵抗なく動かすことができた。吸引口のホコリなどが寝具に付くこともなかった。
掃除機の吸引口そのままで布団などの布類を掃除すると、布が吸引口に吸い込まれてしまう。周りの布団にシワが寄ってしまっているのがわかる | 布団用掃除機ネットを付けるとシワが寄ることなく、スムーズに作業を進めることができた |
掛け布団に使っているところ | シーツにも使用した |
布団に掃除機をかけているところ。布の抵抗が少なく、スムーズに作業を進められる |
掃除機にマジックテープでくっつけるだけのシンプルな製品ながら、役割をしっかり果たしてくれて、使い勝手にも全く不満がない。
布団を掃除機で吸うという行為は、世間一般に広く定着しているとは言えないかもしれないが、実際はダニの死がいだけでなく、室内のホコリや花粉なども布団に付着しているわけで、それを掃除機で確実に吸い取ることができるのは気持ち的にもすっきりする。これからの寒い季節はますます布団を外に干すことができなくなるが、布団用掃除機ネットがあればいつでも清潔な寝具で安心して寝れそうだ。
2010年 10月 29日 00:00
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