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家電製品ミニレビュー 三洋 ふとんローラー「アトピットターボ SCS-ATP20」
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~スムーズにふとんに掃除機がけできる交換ヘッド
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Reported by
本誌:伊達 浩二
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アトピットターボ SCS-ATP20
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ウチのベランダは南向きで、ふとん干しには向いているのだが、ついおっくうで、月に1度も干すことができない。
それだけに、たまに干せたときには、徹底的にやりたいと思い、ふとんタタキで何度も叩いていた。
ところが、最近では、「叩いてもダニ退治にはならない」とか「叩くと繊維が切れて、固くなりやすい」など、どうも叩いてはいけないという主張が主流になってきている。
せめて、掃除機をかけてダニ退治をしたいのだが、普通の掃除機でふとんを吸うと、表面の布を強く吸い込んでしまって、うまく掃除できない。面倒になって、途中で止めてしまうというのが、これまでのパターンだった。
ようやく見つけたのが三洋の「アトピットターボ SCS-ATP20」という、掃除機用のオプションだ。価格は10,290円で、購入価格は8,220円だった。
安い機種なら掃除機本体が買えるぐらいの金額だが、効果は絶大だ。ヘッド部分の全体が丸形になっており、ふとんに吸い付くことがない。普通の床を掃除しているように、ヘッドがスムーズに動くのだ。メーカーによれば、通常のヘッドの6分の1の力で動かせるという。
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パッケージには「取れにくいペットの毛、髪の毛もしっかり取る!」とある
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ヘッド部分の全体が丸くなっており、ふとんに吸い付かない
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さらに、吸い込み口のところには、風力で回る回転ブラシがついており、ふとんの表面を叩くようになっている。これが、有効なのはペットの抜け毛で、これまでは粘着テープ式のローラー(通称:コロコロ)でないと取れなかったクッションの毛が、ほとんど取れる。最終的に、コロコロでないと取れない場合もあるが、掃除機のほうが広い面積を簡単に掃除できるので、日常の手入れはかなり簡単になる。
ちなみに、掃除機のヘッドを取り付けるパイプの太さはメーカーによって異なっているが、アダプターが付属しているので、通常のキャニスター型であれば対応できる。具体的には、パイプの内径が31.5~37.0mmであれば良いそうだ。我が家のナショナル製掃除機もアダプタを使うことで、問題なく使えた。
一応、主用途はふとん用だが、ベッド、まくら、カーテン、ソファ、洋服など、これまで掃除機が使いにくかった布製品全般に有効だ。
アトピットターボの大きさは220×70×61mm(幅×奥行き×高さ)で、通常の床用ヘッドよりもすこし小さい。素材に抗菌樹脂を使ったり、全体を分解して水洗いもできるなど、メンテナンスにも配慮されている。
皮膚の弱い家族がいる方や、ペットを室内で飼っている方には、自信をもってお勧めしたい。
■URL
三洋電機株式会社
http://www.sanyo.co.jp/
製品情報
http://www.e-life-sanyo.com/cleaner/cleaner_futon/scs_atp.html
2006/11/13 00:03
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