やじうまミニレビュー
日本に本格参入した、海外で人気のスポーツウォッチを試した!
〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜
2016年7月26日 07:30
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 今回は、海外では認知度の高い「トムトム」のスポーツウォッチを試してみた。 |
トムトムはオランダ・アムステルダムに本拠地を置く、GPSナビゲーションシステムやGPSマッピングを手がけるグローバルカンパニー。そんな世界屈指のGPS機器ブランドが開発したランニング向け高機能デバイスが、遂に日本でも本格展開がスタート。その実力をチェックしてみた。
メーカー名 | TOMTOM(トムトム) |
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製品名 | スパーク カーディオ+ミュージック |
購入場所 | ヨドバシカメラ |
購入価格 | 34,580円(税抜) |
海外のレースを何度も走っているランナーはトムトム(TomTom)と聞いて、「ああ、あのランニングウォッチのブランドでしょ!?」と答えるだろうが、一般的な日本のランナーにはなじみが薄いかもしれない。
しかし同社はGPSナビゲーションシステムやGPSマッピングを手がけるグローバルカンパニー。あのNIKE+のGPSウォッチを作っていた会社と聞けば、その存在を思い出す人もいるだろう。
そんなトムトムのランニング用デバイスが日本でもいよいよ本格展開した。筆者もフラッグシップモデルの「トムトム スパーク カーディオ+ミュージック」をトライすることにした。
スクエア(長方形)を基調としたデザインは、以前リリースされていたNIKE+のGPSウォッチに似ているが、この最新モデルは機能性が大幅にアップ。
文字盤下部にある正方形のボタンで操作を行なうが、説明書を読まなくても直感で操作できるのがありがたい。使い始めて5分ほどで、ひと通りの操作を覚えることができ、いざスタート。
大きめの文字は視認性が高く、走行中もペースの確認がしやすい。文字盤裏には心拍センサーが配されているので、胸部に心拍ベルトを付ける必要もない。その名の通り本体には約500曲の音楽を収容でき、Bluetooth対応ヘッドセットがあれば、スマートフォン無しでも気軽に音楽を楽しめる点も嬉しい。
いつも通りの6kmランを終えた際も直感で操作でき、データの保存もスムーズに完了した。最近ではタッチパネル式のランニング対応デバイスも増えているが、この操作の簡単さはトップレベルだろう。
価格もそれほど高くないので、「初めてランニング用デバイスを使用するので操作は簡単なほうがいい!」というランナーや、「今使っているGPSウォッチが寿命なので最新モデルに買い替えたい!」というランナーにも最適。前述のとおり視認性が高いので、レース中にペースを頻繁に確認するようなランナーにもオススメである。