家電製品ミニレビュー
付属ツールの充実でダイソンの掃除機がもっと楽しく!
by スタパ齋藤(2014/5/14 07:00)
ダイソンの「DC61 モーターヘッド」買っちゃった♪
唐突なんですけど、ダイソンの「DC61 モーターヘッド」を買いまして。これがまあイイ感じなんですわ~。
メーカー名 | ダイソン |
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製品名 | DC61 モーターヘッド |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 37,777円 |
成り行きとしては、まず「DC62 モーターヘッド」を買ったんですな。スティック型のコードレスクリーナー。その件については家電Watchにてミニレビューを書いている。「DC62 モーターヘッド」は、かな~り気に入って現在も使い続けている。毎朝掃除機がけ♪ さらに必要に応じてツールを付け替えて掃除♪ みたいに。
かなりの頻度で「DC62 モーターヘッド」を使っているわけだが、最近では頻繁に「もう一台あればいいなあ」と思うようになっていた。なぜかと言うと、ツールを付け替えてハンディ型掃除機として多用するようになったからだ。「DC62 モーターヘッド」に、たとえば付属の「コンビネーションノズル」ツールを付けると、机上~棚あたりまで幅広く掃除できるハンディ掃除機として使える。
じゃあ床掃除は床掃除用ツールを付けて、机上~棚掃除は付属ツールに付け替えればいいじゃん? とか思うでしょ。確かにそうなんですな。でも、床掃除も机上~棚掃除も、専用の掃除機あったほうがよくないですか? って考えるほど、掃除機使いまくりで掃除機がけマニアっぽくなっている俺なのである。
てなわけで「DC62 モーターヘッド」に続き、ハンディタイプの「DC61 モーターヘッド」を追加購入したのであった。ちなみに、「DC62 モーターヘッド」の本体部分と「DC61 モーターヘッド」の本体部分はほぼ同じモノ。商品としては付属ツール類が違うだけですな。
まず「DC62 モーターヘッド」だが、これはシリーズ中では付属ツールが少なめのスティック型掃除機。付属ツールは、「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」「ミニモーターヘッド」「コンビネーションノズル」「隙間ノズル」の4種類だ。
そして「DC61 モーターヘッド」だが、付属品はハンディ掃除機として使うためのもののみとなる。具体的には、「ミニモーターヘッド」「コンビネーションノズル」「隙間ノズル」「フトンツール」の4種類。
ちなみに、「もう一台欲しいなあ」と考えて「DC61 モーターヘッド」を選んだのは、単に価格が安いから。本体はほぼ同じで、付属ツールが少し違うだけなので安いほうを、と。
ただ、1台目としていきなり「DC61 モーターヘッド」を買うと、壁掛け充電台やパイプが付属しておらず、これらパーツは別売もされていない。スティック型掃除機としては使えないわけだ。なので、これから買う方はご注意を。
ともあれ、現在は「DC62 モーターヘッド」で床掃除しつつ、ときどき「DC61 モーターヘッド」で床以外の場所を掃除している。とても効率的♪ 部屋のホコリやゴミがどんどんなくなっていきスッキリ!! 気分爽快である。
ダイソン「DC61」に付属のツールはどんな感じ?
前述のとおり、「DC61 モーターヘッド」には4種類のツールが付属している。それぞれ、「ミニモーターヘッド」「コンビネーションノズル」「隙間ノズル」「フトンツール」となる。どれも便利なツールだが、常用しているのは「コンビネーションノズル」だ。
前述のスティック型掃除機「DC62 モーターヘッド」と比べると、「DC61 モーターヘッド」のほうがツールの脱着が容易に感じられる。正確に言うと、「DC62 モーターヘッド」の場合は「パイプ+モーターヘッド」の脱着がやりにくい。このツールがやや重いので、スコッと抜くことができない感じなんですな。
一方、「DC61 モーターヘッド」の場合はどのツールも軽いので、非常にスムーズに脱着できる。ので、付属各種ツールの交換装着を容易に行なえる。
ちなみに、「DC62 モーターヘッド」もハンディ型として使っている場合、つまり「パイプ+モーターヘッド」を使っていない場合は、ツール交換はラク。各ツールをスムーズに挿抜できるのは「DC61 モーターヘッド」と同様だ。
細かい話をしてしまったが、そんな理由があって、「DC62 モーターヘッド」はスティック型として床掃除専用として使い、ツール交換を頻繁に行なうハンディタイプは別に欲しいなあと思って「DC61 モーターヘッド」を追加購入したのであった。さておき、以下に「DC61 モーターヘッド」付属ツールの使用感を少々。
まずは「ミニモーターヘッド」から。電動回転ブラシ付きヘッドで、ヘッド幅15cm弱。カーペットの掃除などに威力を発揮するが、平らな面に付着したホコリ汚れなども強力にかき取って吸引する。汚れの取れ具合が小気味よいツールで、「DC61 モーターヘッド」の吸引力を再確認できたりもする。
それから「フトンツール」。その名のとおりの布団用ヘッドで、掛け布団などを吸着せずにホコリなどのみを吸えるツールですな。これを毛布やシーツの掃除に使っている。使用後に「DC61 モーターヘッド」のクリアビンを見ると「えっ、こんなに?」というほど細かな謎のホコリ的物体が吸引されていて驚いたりも。こちらの記事にもフトンツールを使った例が書かれている。
お次は「隙間ノズル」。狭いところ専用のノズルですな。アルミサッシのレール、部屋の隅、引き出し内部の角、家具の狭間等々、狭い場所や角などを効率良く掃除できる。ヘッド先端手前に吸着防止用の穴があったりして、ちょっと芸が細かい。
そして「コンビネーションノズル」。先端にブラシが付いたノズルで、ブラシを引っ込めることもできる。ブラシの毛足は約2cmと長めなので、凹凸のある対象を掃除するのがラク。ブラシ幅が約6.5cmある。
ブラシを引っ込めた状態では横幅のある「隙間ノズル」といった感じで使える。ノズル幅は約5.5cmで、対象に吸着しない切り欠きも入っている。ブラシを引っ込めると吸引力が増す。
凹凸のある対象をラクに掃除でき、かつ、ときには強い吸引力で掃除できるのが「コンビネーションノズル」。かなり便利なので常用中ってわけですな。
ダイソン「DC61」をもっと便利にする別売ツール類
付属ツールの脱着が容易な「DC61 モーターヘッド」。まあ小型ツール類だけ使うぶんには「DC62 モーターヘッド」も同様だが、吸引力が十分強いハンディ掃除機ってヒッジョーに便利♪ と気をよくしている感じ。
ただ、ダイソンのこのタイプの掃除機をハンディで使うと、ちょっと問題も。ヘッド手前にゴミがたまるクリアビンが位置するので、掃除する対象によっては不便なことがある。
どう不便かと言うと、クリアビンやその上部のサイクロン機構部分が邪魔して、ヘッドが対象にうまく当たらなかったり届かなかったりすることがあるのだ。たとえば前述の「コンビネーションノズル」で棚などを掃除しているとき、棚の奥行きや高さによっては、棚板の手前までしか掃除できなかったりする。
……う~ん、痒いトコロに手が届かない感じ。吸引力はグレイトだけど、クリアビンとかが邪魔な位置にあるんだよな~この掃除機。延長ホースのようなモノがあればいいのだが。
と思って探してみたら、「Cordless Tool Kit」というのを発見。ダイソン純正と思われるツールセットで、そのなかに延長ホースも含まれていた。ので思わず購入。並行輸入品で、ネット通販にて1万円弱で購入した。
ちなみに、延長ホースのみも売られていた。ネット通販で4,000円くらい。こちらも並行輸入品のようだ。
一瞬「DC16伸縮可能なホース」だけ買おうかナと思ったが、ほかのツールも試してみたかったので「Cordless Tool Kit」を購入。フトンツールは「DC61 モーターヘッド」にも付属しているので、カブってしまったが。
さておき、早速この延長ホースこと「DC16伸縮可能なホース」を使ってみたら……すニャらしい!! 上記の問題全解決!! 「DC61 モーターヘッド」の活用幅がグッと広がったのであった。
たとえばホースと「コンビネーションノズル」の併用。片手で掃除機本体を持ち、もう片手でノズルを対象に当てて掃除するカタチになるのだが、まずは掃除機本体を対象に近づける必要がないので腕がラク。ノズルを自由に動かせるし、狭いところにも余裕で入っていけるのでスムーズに掃除できる。
イカスぜ「DC16伸縮可能なホース」!! これ、ダイソンのスティック型やハンディ型に標準装備して欲しいっス!! このホースがあるだけで、付属ツールの使いやすさが一気に増すし、掃除機本体は手に持つだけでOKなので掃除のラクさもUPするからだ。
ただ、延長ホースとしてイマイチな部分もある。ひとつは縮もうとする力が若干強いこと。また伸縮するときにホース自体が少々ねじれること。すこーし取り回ししにくい感じなんですな。まあ、慣れますが。
それと、残念なことに、「ミニモーターヘッド」などの電動ヘッドは装着できない。装着できたとしても電動ヘッドへの給電がなされないので、回転ブラシの恩恵は受けられないんですな。あーもーこのホースに電動ブラシ付いたら最強なのに~、とか思った。
ともあれ以降、「Cordless Tool Kit」に含まれる各ツールの使用感を少々。どのツールも「DC16伸縮可能なホース」と組み合わせて使うとスゲく便利っす。両手ふさがっちゃうけど。
まずは「DC16ソフトブラシツール」。柔らかなブラシがついたツールで、机上面の掃除機がけに便利ですな。衣類のホコリを払いながらホコリを吸引するのにも使える。
次に「DC16ハードブラシツール」。硬いブラシがついたツールで、床にこびりついたホコリなどを除去するのに便利だ。ほか、溝の多い対象をやや強引に掃除する用途に向くと思う。
そして「DC16T字型ノズル」だが、これは前述の「フトンツール」と同等品。完全に同じ使用感なので割愛する。が、「フトンツール」も延長ホースと併用すると便利っす。
あと、「Cordless Tool Kit」と同時に購入した「フレキシブル隙間ノズル」も使用中である。これは国内でも単体で買えるオプションツールで、ブラシが付いた隙間ノズルというイメージのツールだ。伸縮式で、伸ばした状態ではヘッド手前が柔軟に動く。ので、溝や角などの対象にブラシを押しつて撫でるようにして掃除することができる。
この「フレキシブル隙間ノズル」、ネット通販では4,000円前後で買えたりしますな。前述の延長ホース「DC16伸縮可能なホース」と組み合わせて使うとかなり便利度がUPする。
てな感じで見てきた「DC61 モーターヘッド」と各種ツール類。吸引力が強い「DC61 モーターヘッド」に、対象にマッチするツールを装着して使うと、掃除機がけが捗って楽しいんであった♪ 愉快に掃除でき、部屋がきれいになり、の好循環が生まれ、たいへん満足している。