家電製品ロングレビュー

主要メーカー6社のサイクロン式掃除機をガチ比較 後編【訂正版】

〜フィルターが一番汚かったのはどれだ!?

 キャニスタータイプのサイクロン式掃除機の比較検証企画をお送りしている。パナソニック、三菱、シャープ、東芝、日立、ダイソンの6メーカーの最新機種をガチで比較、前編では吸引力に歴然とした差が現れた。

 第2弾ではゴミを吸ったあとのフィルターの様子がどうなっているか、“ありのままの”姿をお見せしよう。比較対象機種は以下の6機種だ。

※初出時、ゴミ捨て工程の項目で、シャープの工程が間違っておりました。追記の上、写真も撮り直しております。誠に申し訳ございませんでした。

主要6メーカーの最新サイクロン式掃除機をガチ比較した。左上から時計回りに日立、三菱、シャープ、パナソニック、東芝、ダイソン
メーカー名 製品名 本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
重量 集じん容量 消費電力 アタッチメント数 実売価格
パナソニック プチサイクロン MC-SR520G 238×293×296mm 2.7kg(4.6kg) 0.25L 380〜850W 2個 52,450円(Amazon)
三菱電機 風神 TC-ZXD30P 216×357×283mm 3.7kg(5.3kg) 0.9L 600〜850W 2個 45,980円(Amazon)
シャープ プラズマクラスターサイクロン掃除機 EC-VX600 257×308×293mm 3.4kg(4.9kg) 0.35L 270〜850W 3個 56,800円(Amazon)
東芝ライフスタイル TORNEO V VC-SG514 220×322×267mm 3.2kg(4.6kg) 0.4L 300〜850W 6個 59,800円(Amazon)
日立アプライアンス パワーブーストサイクロン CV-SA700 240×336×290mm 3.6kg(5.1kg) 0.4L 190〜950W 4個 52,448円(Amazon)
ダイソン DC63 モーターヘッドコンプリート 193×361×253mm 2.75kg(4.97kg) 0.5L ?〜1,150W 4個 77,576円(Amazon)

ゴミを吸ったあとのフィルターの状態をチェック!

 前編では小麦粉やベビーパウダーなど、掃除機にとってはかなり負荷の高い物質を吸って、吸引力のテストを行なった。そこで後編では、それらのゴミを吸ったあとのフィルターの状態がどうなっているかをBEFORE/AFTERの写真でお見せしよう。フィルターに粉が入り込んでいるということは、ゴミがきちんと分離されていないということ。当然、吸引力も低下する。

 機種によっては、サイクロン機構上部のフィルターだけではなく、排気フィルターにまで粉が入り込んでいるものも。各画像はクリックすると拡大できる。是非、じっくりと見比べてみて欲しい。

・パナソニック「プチサイクロン MC-SR520G」

ゴミを吸う前の本体分解写真
ゴミを吸った後

・三菱電機「風神 TC-ZXD30P」

ゴミを吸う前の本体分解写真
ゴミを吸った後

・シャープ「プラズマクラスターサイクロン掃除機 EC-VX600」

ゴミを吸う前の本体分解写真
ゴミを吸った後

・東芝ライフスタイル「TORNEO V VC-SG514」

ゴミを吸う前の本体分解写真
ゴミを吸った後

・日立アプライアンス「パワーブーストサイクロン CV-SA700」

ゴミを吸う前の本体分解写真
ゴミを吸った後

・ダイソン「DC63 モーターヘッドコンプリート」

ゴミを吸う前の本体分解写真
ゴミを吸った後

ゴミ捨てしやすいのは? 工程をチェックしてみた

 続いてチェックしたのは、ゴミの捨てやすさ。本体からダストボックスを取り外して、ゴミをゴミ箱に捨てるまで工程がいくつあるか数えてみた。サイクロン式掃除機というのは、基本的に使用後は毎回ゴミを捨てるのがベスト。当然、ゴミ捨ての頻度も紙パック式に比べると段違いに多い。ゴミの捨てやすさというのは、使い勝手に直結するのだ。

・パナソニック「プチサイクロン MC-SR520G」 2工程

本体からダストボックスを取り外す
スイッチを押すとダストボックス底が開くので、そのままゴミを捨てる

・三菱電機「風神 TC-ZXD30P」 3工程

本体後部のスイッチを押しながらダストボックスを取り外す
サイクロン部を取り出す
ダストボックスの中のゴミを捨てる

・シャープ「プラズマクラスターサイクロン掃除機 EC-VX600」 2工程

※初出時、シャープの掃除機のゴミ捨て手順が間違っておりました。3工程としておりましたが、正しくは2工程です。ここにお詫びして、訂正いたします。大変申し訳ございませんでした。

本体からダストボックスを取り外す
スイッチを押すとダストボックス底が開くので、そのままゴミを捨てる

・東芝ライフスタイル「TORNEO V VC-SG514」 3工程

本体からダストボックスを取り外す
サイクロン部を取り出す
ダストボックスの中のゴミを捨てる

・日立アプライアンス「パワーブーストサイクロン CV-SA700」 2工程

本体からダストボックスを取り外す
スイッチを押すとダストボックス底が開くので、そのままゴミを捨てる

・ダイソン「DC63 モーターヘッドコンプリート」 2工程

本体からダストボックスを取り外す
スイッチを押すとダストボックス底が開くので、そのままゴミを捨てる

収納しやすさは?

 コードが付いたキャニスター型掃除機の場合、リビングに出しっ放しにしておくわけにはいかない。収納スペースに入るのか、収納方法はどうなのかをチェックした。場所は編集部員の自宅マンション。掃除機などを収納する場所として用意されているスペースだ。収納スペースのサイズは430×425×1,435mm(幅×奥行き×高さ)。

パナソニック「プチサイクロン MC-SR520G」。本体を立てて収納できる。ホースやヘッド部は背面に差して固定。横置き可能
三菱電機「風神 TC-ZXD30P」。本体を立てて収納できる。ホースやヘッド部は背面に差して固定。横置き可能
シャープ「プラズマクラスターサイクロン掃除機 EC-VX600」。本体を立てて収納できる。ホースやヘッド部は背面に差して固定。横置き可能
東芝ライフスタイル「TORNEO V VC-SG514」。本体を立てて収納できる。ホースやヘッド部は背面に差して固定。横置き可能
日立アプライアンス「パワーブーストサイクロン CV-SA700」。本体を立てて収納できる。ホースやヘッド部は背面に差して固定。サイズの問題で、横置きは出来なかった
ダイソン「DC63 モーターヘッドコンプリート」は、ホース、ヘッド部を本体後部に斜めに差して固定する方式だが、そのままの状態では収納できなかった
収納スペース上部にホースを引っ掛ける場所を作って、収納した

ソファの下は掃除できるか

 高さ8cmのソファの下スペースを掃除できるかチェックした。6機種中、掃除出来なかったのは三菱電機「風神 TC-ZXD30P」のみ。ヘッドが他機種と比べて高いようだ。それ以外の機種は、ソファの奥まで掃除できた。

パナソニック「プチサイクロン MC-SR520G」
三菱電機「風神 TC-ZXD30P」。ヘッドが引っかかってしまい、奥まで掃除できなかった。ヘッドを取り外して、ほかのアタッチメントに付け替えれば掃除できる
シャープ「プラズマクラスターサイクロン掃除機 EC-VX600」
東芝ライフスタイル「TORNEO V VC-SG514」
日立アプライアンス「パワーブーストサイクロン CV-SA700」
ダイソン「DC63 モーターヘッドコンプリート」

ハンドル部分の形状は?

 最近のサイクロン式掃除機は、どれも操作しやすさを謳って、ハンドル部分の形状も工夫している。ここではそれぞれの形状を見比べてみよう。

パナソニック「プチサイクロン MC-SR520G」
三菱電機「風神 TC-ZXD30P」
シャープ「プラズマクラスターサイクロン掃除機 EC-VX600」
東芝ライフスタイル「TORNEO V VC-SG514」
日立アプライアンス「パワーブーストサイクロン CV-SA700」
ダイソン「DC63 モーターヘッドコンプリート」

すき間掃除用アタッチメントは?

 今回対象とした6機種には全てすき間掃除用のアタッチメントが付属していた。以下はその形状と長さを比較したもの。

左から三菱、日立、シャープ、ダイソン、パナソニック、東芝

(編集部)