ぷーこの家電日記

第99回:人もお酒も一緒に熟成を。記念日には果実酒っていいな

 9月になった! 真夏から急に秋になったような感じで、何を着たらいいんだい? と困ってしまうような変な天気の今日この頃。そんな中、私事ではありますが、9月1日に2回目の結婚記念日を迎えました。2年って長いようであっという間!

 結婚した頃住んでいた家の近所に、とてもお気に入りの八百屋さんがあった。すごく狭いんだけど、旬の野菜や果物が新鮮でものっすごく安い。旬のものを置いているので、普通のスーパーみたいに欲しい種類が揃ってはいないのだけど、「今日は何があるかなぁ~」と、毎週楽しみに通っていた。

 そんなある日、閉店間際で滑り込んだ八百屋さん。かりんが5個入って200円で売ってた。売り切りたかったのか、「2袋で300円でいいよー!」と言われて、「安い! すごい!」と感激したけれど、かりんってどんな味だったっけ? 使ったことない。と思いながらも、かりん酒でも漬けてみよう♪と軽い気持ちで買った。お安くてホクホク。でも待てよ、初めて買ったかりん、相場が分からない。安かったのかどうかも分からない(笑)。

 果実酒って基本的に簡単。果実×砂糖×お酒を瓶に入れて後は美味しくなるまで待つだけ! お酒はホワイトリカーという焼酎で漬けることが多いけれど、私はウォッカで漬けるのも好き。

 かりんは初めてだったので、ノーマルにホワイトリカーと氷砂糖で漬けることに。かりんを洗って干したり、漬ける瓶を熱湯消毒して乾かしてから翌日に漬け込んだ。初めてのかりんを切った時の感想は、全然果物さを感じないというか、甘そうな気配も美味しそうな気配もない! でもまぁ、喉にも良いって言うし、ハーブを漬け込んだ果実酒とかも好きだし、そもそもお酒好きだし、まぁいいか(笑)。

 それから半年ほど経って、そろそろ飲んでみようかな。と思って飲んでみたかりん酒。「うまぁ~い!」とびっくり。あんなに固そうでちっとも美味しそうに思えなかったかりんは、まろやかで香りも良く美味しい! かりんって凄い! ただ、美味しいからとぐびぐび飲んでしまったら、熟成する前に無くなっちゃうので自制、自粛。

 このかりん酒、たまたま結婚して1ヶ月程度の時に漬けたものだから、「はっ! 結婚した年のお酒だ!」と翌年に気づいて、すごく貴重なお酒になった。そしてもう少しで丸2年。ますます成熟されて綺麗な琥珀色のお酒になった。「すごい! 時が経つって凄い!」と自分と重ねて感動すら覚えてる。私の結婚生活と共に成熟されていく果実酒。

 これってすんごい良くない? 凄くない? 記念日にビンテージのワインとかも良いけれど、おうちで漬けて一緒に育っていく果実酒ってとてもいいなと、ますます成熟されて美味しくなったかりん酒を飲みながら思った。去年もかりん酒漬ければよかった!

 今年からは毎年秋にかりん酒を漬けていこう。そして記念日には増えた年数分の果実酒を1杯ずつ飲んで、「こうやって私達も深みを増していきましょう」なぁんて語るのもいいんじゃないか?(笑)。10年とか経ったら10杯!? 結婚した年まで振り返る前にべろんべろんに酔っ払っちゃったりして(笑)。

 そうやって時間を重ねて作る果実酒はとても良いなぁって発見したけれど、それでもせっかちな私は「果実酒飲みたいなぁ」って思いたった時は、数ヶ月も待っていられない(笑)。そういう時は電子レンジで熟成のショートカットをする。

 耐熱ボウルに材料を入れて、レンジで5分~10分程度(量による)チン。瓶で保存して3日もすれば飲むことができる! 少量で手軽に漬けてサッと消費できるのも便利。今の季節だったら無花果とかりんごとかかな。ザクロもいいなぁ。

 今はぶどうも美味しい季節だけれど、ぶどうを漬けるのは酒税法で禁止されているので要注意でございます! あまり知られていないような……。あとは、アルコール度数が20度未満のお酒に漬けるのも、同じく酒税法で禁止されているのです! 幸い違反したことないけれど、つい最近まで知らなかった!

 そんなこんなで、私の結婚生活3年目突入。今年も夫と一緒にたくさん飲むぞー!(笑)。

徳王 美智子