ぷーこの家電日記

第100回:ぷーこの家電日記が、ひゃ、100回目!

 ぷーこの家電日記。毎週金曜日に徒然なこの日記。なんと今回で100回目という、3桁となりました! わたくし、感無量でございます。

 「家電日記」なぁんて銘打ちながら、「好き」ではあるけれど、とても「詳しい」とは言えない私。そんな私の家電日記がひゃっかーい!

 この頃は「なんか、冷蔵庫から変な音がするんだけど……」とか「エアコンが全く効かなくなったんだけど……」などと、相談を受ける程度に周りからも誤解を受けてる私(笑)「えっと……、電気屋さんに電話しよっか」位しか答えられないのであります(笑)。

 でもでも絶対に毎日使うよね。当たり前のように私のそばにいるけれど、いなくなったら困る! 泣く! そんな重要度の高い家族のような道具達。やっぱり愛しちゃうよね。

 そんな家電のことを趣味趣向で大きく偏りながら書いてきて、今更ながら気づく私の傾向は、「キッチン家電が特に好き」ということ(本当に今更? 笑)。

 10年ほど前まで私はPCや周辺機器、カメラなんかが大好きで、キッチン家電どころか白物家電自体にほとんど興味がなかった。今となれば、「パナソニックのWおどり炊きマジですごい! 炊飯器すごい!」なぁんて言ってるけれど、一人暮らししてから7年半の間、私は炊飯器すら持っていなかった(笑)。

 学生になって初めて一人暮らしを始めた時、冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機の最低限と思う3つの家電だけを買った。炊飯器とアイロンは引っ越して落ち着いたら買おうと思っていたけれど、「後で買おう」って思ったものは買わないということが分かった。ご飯はお鍋で炊くことができたので不便も感じなかったし、アイロンをかける洋服も持っていなかったし、お金をかけてまで必要と思わなかった。必要がなかったから最初に揃えなかったんだと思う。

 便利な生活家電よりも、今まで知らなかった未知の世界、PCやAV機器にどんどん夢中になっていったんだよなぁ。

 未だに「めっちゃ欲しかったな」としばしば思い出すのは、SONYのデジタルマビカ。デジタルカメラだ。多分1990年代後半に発売されたデジカメなんだけど、フロッピーディスクが付いていて、写真を撮ったらその場でフロッピーに記録できるという、当時の私の心を鷲掴みにしたデジカメの逸品。デザインも格好いいし、ものっすごく欲しかった。

 当時学生の私。バイトしながら生活してた私には高価すぎて欲しい欲しいと思いながら、結局手を出せずに終わったんだよなぁ(代わりに別のデジカメをYahoo!オークションで買ったような)。今でもあの強い物欲感だけは、今も鮮明に思い出す程めっちゃくちゃ欲しかった!

 生活家電というか、生活自体が変わってきたのは30歳を超えたあたりからかも。いくら食べてもお腹が空いてた年頃は終わり、美味しいものを少しだけとか、良いものを必要な分だけとか欲しくなるお年頃。これが丁寧な暮らしってヤツですかね?(違います)

 元々好きだった料理も年々凝ってきて、それに合わせて道具も家電も欲しくなって、家にいるのが楽しくなって、そうするとますます家を快適化していくという循環。家がとても快適でますます出不精になってる(笑)。

 10年後にはまた全く違う嗜好傾向になってるかもしれないし、きっと今は見ることができない色んな楽しいものが出てるんだろうなぁ〜。わっくわく。

 目新しいものにどんどん飛びついちゃう程の勢いはないけれど、それでもこれからも自分の好きなものに囲まれた生活を徒然なるままに。

 兎にも角にも、ひとまず100回ありがとうございます! これからもどうぞよろしくお願いします!

 そんなぷーこの家電日記。電子書籍でまとめて読めまーす! 書き下ろしも入ってます! しれっと宣伝(笑)。

徳王 美智子