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SwitchBotは家電から「家族」に!? AIハブで未来の快適を先取り
- 提供:
- SwitchBot
2026年1月22日 09:00
SwitchBotから「AIハブ」という新製品が登場した。エアコンやテレビなど家電製品の統合赤外線リモコンになる「ハブ」シリーズを以前から販売しているSwitchBotだけれど、今回のAIハブはそれらとはちょっと……いや、かなり違う。文字通り、家じゅうにある家電やSwitchBotのスマートデバイスをまとめ上げる“頭脳”として働くものなのだ。
特にSwitchBotのカメラ製品と密接に連携し、映像の中身を理解して言語化したうえで、適切なアクションを自動実行できるのがAIハブの賢いところ、かつ面白い部分だ。具体的にどんな機能があって、どんな使い方ができるのか紹介しよう。
カメラ映像を分析し、詳細に言語化する
AIハブができることは、大まかに2つ。1つはSwitchBotのカメラ製品と連携し、捉えた映像を分析して何が起こっているのかを教えてくれるというもの。もう1つは、SwitchBotの各種スマートホームデバイスと連携してオートメーションなどを可能にする、従来のハブ製品と同様の機能だ。
それだけ聞くと「今までのカメラやハブもできたじゃないか」と思うかもしれない。が、似ているようでいて実際には大幅に進化している。キーとなっているのは、AIハブが内蔵している高性能プロセッサによるローカルAI処理と、それと協調するクラウドAIだ。
まずは1つ目、カメラ製品との連携機能から見ていこう。AIハブと連携できるのは、記事執筆の2025年12月時点では、セキュリティカメラの「見守りカメラPlus 5MP」「見守りカメラPlus 3MP」「スマートテレビドアホン」の3製品となっている。将来的には他社製品を含めた他のカメラに対応する計画もあるようだ。
カメラと連携すると、AIハブはカメラ映像を分析できるようになる。具体的には、AIハブがもつ「VLM」(視覚言語モデル)によって、本体だけで「何が映っているのか」を素早く認識し、そのうえで「何が起きているのか」をクラウド上のAIで解析。そうした処理の結果として、捉えた映像の内容を詳細に言語化する。
たとえばスマートテレビドアホンの呼び鈴が押され、カメラが人物を捉えたとき、「男性が、茶色いダンボール箱を持ち、住宅の庭まわりに立っています。(中略)配送業務中の様子です」といったように宅配業者が荷物を届けにきたことが文字で分かるのだ。
もしくは室内に設置したカメラだと、「人物が床に横たわっており、周囲には物が散乱しています。状況から転倒の可能性があり、ヘルプが必要な状態と判断されます」という文章で教えてくれたりする。つまり、自宅や両親の家で誰かが倒れてしまうような緊急事態が発生した(と考えられる)とき、映像をリアルタイムで見ていなくてもすぐに気づけるというわけ。
これらはあくまでも一例だ。カメラの前で発生しているあらゆる事柄が言語化され、分かりやすい簡潔な文章で状況把握できる。人以外にも動物や車両、家具などの物体もちゃんと見分けて、認識された内容はログとして記録するとともに、スマホに(必要なものだけ)プッシュ通知する。
ログはいつでも確認でき、キーワード検索による絞り込みも可能なので、大量の分析イベントが記録されていたとしても知りたいものをすぐに見つけ出せる。もちろん、そのログの元となった録画映像を直接見て確認するのもOKだ。
さらに人の顔を写真撮影して名前とともに登録しておけば、「人物」や「男性・女性」ではなく、登録したその人の名前で記述される。家族が帰宅したら、それが誰なのかを通知で知る、という使い方もできるし、反対に家族(登録した人)のときは何もせず、それ以外の不特定多数の人物のときだけ通知・記録する、といった使い方もできる。
これまでだとただ単に「人を検知しました」で終わっていたカメラの物体認識。それが、AIハブを追加することでもっと詳しく正確に知ることができ、認識した内容に応じてアクションの仕方を変えることも可能になるのだ。
AIハブの存在を言い換えれば、カメラがただの家電ではなく「もう一人の家族」のような役割を持ち、家族やその周辺に起こることを見守ってくれるようになるとも考えられる。今後も多くの機器と連携することで、もっと多くの役割を果たしてくれるようになるだろう。
AIの判定をもとにスマートホームデバイスと連携、高速化も
ところで、AIハブは映像の内容を言語化するだけではない。解析内容をフックにSwitchBotの数々のスマートホームデバイスと連携できるのも便利なポイントだ。
たとえば玄関に設置したカメラで、夜、自分や家族が帰宅したのを検知したら、指ロボットの「SwitchBot ボット」を作動させて給湯器のボタンを押し、風呂を沸かし始める、というようなオートメーション設定が可能。連携するきっかけをもっと限定したいなら、「人が手を振っている」のようにフリーテキストで発動条件を設定し、カメラ前で手を振ったときに連携させるのもアリだ。
今のところAIによる映像解析には数十秒ほど時間がかかる場合があり、カメラ映像で捉えた瞬間にスマートホームデバイスを動かす、というようなリアルタイム性の高い連携というよりは、若干のタイムラグがあることを念頭に、普段の生活の役に立つオートメーション設定を試してみたいところ。
一方で、「スマートホームデバイスのハブ」としての性能はより高まっている。従来のハブ製品からAIハブに切り替えると従来のクラウド経由の「オートメーション」に加えて、クラウドを介さない「ローカル連携」も可能になり、スマートホームデバイス同士の連携速度を高速化できるのだ。
試しに「ローカル連携」に対応しているデバイスの1つである「開閉センサー」を使い、ドアや窓が「開いた/閉じた」ことを検知したときに他のデバイスを動かす、という連携設定をしてみると、従来は開閉検知から他デバイスの動作まで2~3秒かかっていたのが、AIハブの環境下では1秒にも満たない短時間で実行された。これは、「ドアを開閉したら即座に照明をオン/オフしたい」みたいなシーンでかなり有用だ。
スマートホームデバイスとAIハブとのBluetooth通信距離は200mまでとなっており、これは通常のハブシリーズの最新版「ハブ3」と同等の性能。100台以上のスマートホームデバイスとの接続を可能にしつつ、Wi-Fi通信は2.4GHz帯に加えて5GHz帯にも対応し、混雑する周波数帯を避けて本来の性能を発揮しやすくもなっている。
AIハブはカメラ製品とのAI連携がどちらかというとメインで、一番の注目機能ではあるけれど、スマートホームデバイスとの連携強化、という意味でも高いポテンシャルをもっている。スマートホーム生活を今より一段レベルアップさせるのにも有効なアイテムといえるだろう。
アイデア次第で可能性は無限大!?
今や物体認識するAIカメラは当たり前になった。でも、カメラ1台1台が別々にAI機能をもっているのは合理的といえないところもある。モデルによって性能に差があったり、それぞれで設定を調整しなければならなかったりして、台数が増えるほどに管理の手間が増えていくからだ。
それに対し、AIハブなら最大8台までのカメラと連携し、高度なAI機能を集中管理できる。室内だけでなく玄関前やガレージ、ペットが過ごすスペースなど、監視場所を増やしていったときでも管理の手間は最小限に抑えられ、VLMのおかげで本当に知りたいタイミングを映像と文字で記録してくれる。他のデバイスとの高速な連携で、よりスマートな生活にもつなげられるだろう。
そしてなんといっても、「○○するのが見えたら△△する」というようにオートメーションの実行条件を自由度高く設定できるのは大きい。ユーザーのアイデア次第でこれまでにない活用の仕方ができそうで、ワクワクが止まらない。日常生活をより便利に、楽しくするAIハブの良さを、より多くの人に体験してほしいと思っている。
家が暮らしを理解して支えてくれる
ここまでいろいろ機能を紹介したけれど「今までより使い方が複雑で難しくなるの?」なんて身構える必要はない。むしろ「人があれこれ操作するなどがんばらなくてよくなる」のがこのAIハブのメリットだ。
これまでのスマートホーム機器は、人がカメラをチェックしたり、判断したり、操作する必要があった。一方でこのAIハブがあれば、カメラの「目」とAI「頭脳」が人の代わりに休むことなく家の状況を見守り、変化を判断し、細かく記録まで残してくれる。
つまり、「人が考えて家を動かす」スタイルから、「家が状況を判断して、必要な時だけ動いてくれる」ように変わってくれる。しかも“必要な時だけ”なのも大切で、導入することによって、かえって人の手間や気にすることが増えてしまわないのも気が利いている。
ただ家電などをつなぐだけの機械という役割を越えて、私たちの暮らしそのものを理解し、家族の快適な生活を支えてくれる。SwitchBot AIハブは「頼れる家族の一員」のような存在になってくれそうだ。
(提供:SwitchBot)
























