寮生活で大活躍したビクターのカセットデッキ

メーカー・製品名
ビクターのカセットデッキ「TD-V711」

投稿者
千葉県 岩日線さん

購入時期
1988年6月頃

購入時の金額
63,000円くらい

思い出

まだまだ現役です。

1988年に9畳3人住まいの新人寮から、6畳2人住いの独身寮に引っ越して約半年が経過した頃、同僚がCDプレーヤー+カセットデッキの構成(スピーカ無し、ヘッドフォンのみ)で楽しんでいる姿を見て、高校時代に購入したCDプレーヤーの組み合わせとして本機を購入しました。

※1人当たり3畳(ベッド無し)の共同生活のため、スピーカーやアンプは置き場所も音を出すのも同居人に気を遣うため購入せず。

秋葉原から電車で持ち帰った時は10kgの重量に苦労しましたが、カーオーディオ機器にMDが普及して愛車に搭載するまでの期間、約50名が暮らす寮生活ならではの「音源豊富な環境」でテープ録音に大活躍しました。

本装置はクローム/メタルテープ対応とDOLBY-B/C NR対応は勿論ですが、3HEADとBIASコントロール、SOURCE/MONITOR切替によって、録音中に録音後のBIAS調整したテープ再生音を聞くことができるため、元の音源と比較しながらの細かなBIAS調整が可能です。

最近ではテープ音源を再生する機会が激減していましたが、実家整理中に未使用のノーマルテープを大量に発見したことから、再びテープ録音の音を楽しむこととなりました。

なお、ノーマルテープでも満足できる再生が可能ですが、以前に存在したクローム・メタルテープを再生してみると、ノーマル以外も再販しないかなあ……と少しばかり期待します。

媒体のPOSITION検出孔を見たことない人が多いかもですね