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手回しと足漕ぎが用意された人力発電機「ケーター」

 アートソウルは、米K-TOR社の人力発電機「ケーター」の先行予約販売を自社サイトで2月25日に開始する。

 販売される発電機は2機種。手回し式の「Pocket Socket 2」は希望小売価格15,100円、足踏み式の「Power Box」は49,200円。3月31日までは、先行予約価格として送料込みで、10,500円と33,900円で販売される。

「Pocket Socket 2」
「Power Box」

 ケーターは人力で発電するポータブル型の発電機。主にACアダプターの接続を想定しており、iPadのように一般的なUSB電源では充電できない機器を、USB-ACアダプターを使用して充電することを主目的としている。接続するACアダプターの出力合計は、Pocket Socket 2が10Wまで、Power Boxが20Wまでとなっている。

 出力コネクタは家庭用コンセントと同じ形をしているが、ケーターの出力はAC100VではなくDC120Vで、接続できるのはDCで駆動できる機器に限られている。

 したがって、販売サイトのよくある質問例でも、「パソコンやテレビなどに接続できますか」という質問に対して「ケーター発電機は、単体でそれらに使用する事ができません。正弦波が必要な電子機器や使用電力の大きな機器は、ディープサイクルバッテリー、充電器、インバーター類を併用する事で使用可能です」と記されている。

「Pocket Socket 2」をたたんだ状態
1秒間に2回転、手回しする
「Power Box」をたたんだ状態
1秒間に1.5回転のペースでペダルを回す

伊達 浩二