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パナソニック、シニアの買い物を支援する“3輪タイプ”の電動アシスト自転車

~自動点灯の前照灯採用。バッテリーは従来比10%増

かろやかライフEB BE-ENR835

 パナソニック サイクルテックは、3輪タイプの電動アシスト自転車「かろやかライフEB BE-ENR835」を、4月15日に発売する。希望小売価格は200,000円前後。

 後方に多くの荷物が入れられる大型バスケットを搭載した、3輪タイプの電動アシスト自転車。3輪タイプの自転車は、シニア層を中心に買い物用として利用されているが、本製品は電動モーターがペダルを漕ぐ力をアシストするため、たくさんの荷物を乗せても快適に走行できるという。

 安全面では、夜中の走行時に自動で点灯するLEDの前照灯「6-LEDビームランプ」を搭載。ライトの点け忘れを防ぎ、周囲からの視認性を高めることで、事故のリスクを軽減するという。

 バッテリー容量は、充電する手間を減らしたいというユーザーからの声を受け、従来モデル「BE-ENR834」の12Ahから、約10%アップの13.2Ahとした。

 アシストモードは、走行条件に応じて自動でアシストの強さを調節する「オートマチックモード」と、常に強い力でアシストする「パワーモード」の2モードを搭載。走行距離は、パワーモードが約48km、オートマチックモードが約56km。走行状態をセンサーで感知し、自動で無駄を見つけて省エネする「エコナビ」機能も用意されている。

 このほか、ハンドル部で前輪の施錠・解錠ができ、屈まずにロックできる鍵も備えている。

 本体サイズは1,635×580mm(全長×全幅)で、重量は32.9kg。車輪サイズは前輪が18インチ、後輪が16インチ。バッテリーはリチウムイオンで、充電時間は付属の急速充電器使用時で約4時間半。

自転車の後方には、買い物ように便利な「大型リヤバスケット」を搭載
ライトは走行時に自動で点灯する
ハンドル部の「エコナビLEDスイッチ」で、アシストモードを切り替える

正藤 慶一