東レ、蛇口から取り外さなくても手入れできる浄水器「トレビーノ」

「トレビーノ カセッティ205MX MK205MX」の本体(左)とパッケージ(右)

 東レは、蛇口から取り外さなくても手入れができる蛇口直結型の浄水器「トレビーノ カセッティ250MX MK205MX」を、4月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,980円前後。

 MK205MXは、蛇口に直付けして使用する蛇口直結型の浄水器。新機能として、外して洗える本体カバーと吐水口キャップを搭載した点が特徴。これまでの蛇口直結型浄水器が汚れた際は、本体を蛇口から取り外して掃除する必要があったが、新製品では、汚れやすい本体下部や原水吐水口が取り外せる構造となっており、手入れが簡単にできるという。

 また、原水シャワーの穴径を従来よりも小さくした「極細シャワー」を新採用。流量を保ちつつ手当たりがやさしいため、毎日の食器洗いや炊事で快適に使用できるという。

 このほか、カートリッジの交換目安の表示機能と、従来モデル「MK203X」から30%節水する「30%原水シャワー」機能も備える。

 本体サイズは149×103×91mm(幅×奥行き×高さ)で、満水時の重量は372g。1分当たりの濾過流量は1.6L。カートリッジはJIS試験方法で13項目が除去できる高除去タイプを使用する。カートリッジ寿命は600L。

蛇口全体を取り外すことなく、カバーとキャップだけを取り外して洗うことができる従来のシャワーと「極細シャワー」の比較

 ラインナップとして、JIS試験12項目で浄水能力をクリアし、従来モデル比で30%の節水ができる「トレビーノ スーパースリム605V SX605V」「トレビーノ スーパータッチ903V SX903V」も、同時に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は順に6,980円前後、4,980円前後。

 SX605Vではカートリッジの交換目安を示す「デジタルサイン」、SX903Vには浄水と原水が簡単に切り替えられるタッチレバーを備えている。

「トレビーノ スーパースリム605V SX605V」の本体(左)とパッケージ(右)「トレビーノ スーパータッチ903V SX903V」の本体(左)とパッケージ(右)





(正藤 慶一)

2012年3月14日 15:05