NEC、調光点灯で3割省エネするシーリングライト

洋風シーリングライトの「9LKZ693SG」。省エネ(調光)優先点灯機能を搭載している

 NECライティングは、省エネを優先した点灯機能を備えたシーリングライトなど、住宅用照明器具16機種を、9月1日より順次発売する。シーリングライト8機種は9月1日、ペンダントライト8機種は10月1日発売となる。価格は17,325円~32,340円。

 シーリングライトの「9LKZ693SG」と「12LKZ693SG」では、最初から調光した状態で点灯することで、従来モデルに比べて約3割の消費電力を削減する「省エネ(調光)優先点灯機能」を搭載。光源には“業界トップクラス”の明るさを持つ高周波点灯専用蛍光灯「LifeE ホタルックスリム」を搭載しており、調光されていても十分な明るさが得られるという。

 また、明るさが不足した場合は、リモコンの「明るめ」ボタンを押すことで、明るさを約3割アップすることもできる。この場合の消費電力は、従来モデルと同等となる。

 このほか、全商品にLEDの保安灯(常夜灯)を採用。定格寿命40,000時間で、取替えの手間が省けるという。さらに、消費電力は一般的な保安灯用の電球と比べ約1/5となるため、1日8時間使用しても、1カ月の電気代は約5円に抑えられるという。なお、ペンダントライトにもLED保安灯は搭載されるが、業界で初めての採用になるという。

シーリングライト用のリモコン。省エネ(調光)優先点灯機能は、写真の緑色のボタンを押す。明るさを増す場合は、その右のボタンを押すペンダントライトの「9CK684-XSG」。ペンダントライトとしては業界で初めて、LEDの保安灯を採用している




(正藤 慶一)

2010年9月1日 14:36