三洋、湿度に合わせて自動運転する加湿セラミックファンヒーター

加湿セラミックファンヒーター RSF-VW13D

 三洋電機は、湿度に合わせて自動運転する「加湿セラミックファンヒーター RSF-VW13D」を10月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000円前後。

 水を電気分解した際に生じるOHラジカル、次亜塩素酸などの物質で、空気中に漂うウイルスや菌を抑制する「ウイルスウォッシャー」機能を搭載した加湿セラミックファンヒーター。

 RSF-VW13Dでは、効率よく部屋を温めるために、加湿と温風の吹き出し口を分けているのが特徴。温風は下の吹き出し口から、加湿は上の吹き出し口からそれぞれ行なうことで、室内を効率的に温められるほか、湿気によって、床が湿ることも防げるという。

加湿と温風の吹き出し口を別にすることで室内を効率的に温めることができるという加湿の吹き出し口は本体上部にある温風は本体下側にある

 運転モードでは、湿度の変化によって温風の温度を自動で制御する「省エネエコモード」を搭載する。また、温風、加湿それぞれの単独モードも用意する。

 本体サイズは、416×234×441mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6.4kg。1時間当たりの加湿量は最大で520ml。加湿運転の適用床面積は洋室プレハブの場合14畳まで、木造和室の場合8.5畳まで。暖房運転の適用床面積は、コンクリート住宅で断熱材ありの場合約9畳まで、断熱材なしの場合約5畳まで。木造住宅の断熱材ありの場合約6畳まで、断熱材なしの場合約3畳まで。消費電力は1,300W/1,240W(50/60Hz)。本体カラーはシルバーとブルー。




(阿部 夏子)

2010年8月23日 12:34