東芝の火災警報器で誤警報の恐れ、無償交換へ


交換の対象となる、東芝ライテックの火災警報器「なるるミニ TKRK-10」
 東芝ライテックは、同社が製造・販売した住宅用の火災警報器について、早期に電池切れの警報が鳴る不具合があると発表。対象製品を無償で交換する。

 対象となる製品は、同社が2009年12月から2010年3月までに製造・販売した煙式の火災警報器「なるるミニ TKRKX-10/TKRK-10/TKRK-10S」。このうち、一部の製品において、内部部品に不具合があり、設置後、早期に電池切れの警報が鳴る場合があるという。対象台数は22,642台。

 なお、製品側面の「設置年月」と書かれている部分にアンダーラインが引かれているものについては、内部部品が改善されており、安心して使えるという。

 同社では対象製品のユーザーに対し、無償交換にて対応。5月11日以降に開設するフリーコールにて、ユーザーからの問い合わせを受け付ける。電話番号は同社ホームページにて公開されている。

交換の対象となる製品
対象製品の見分け方。東芝の製品でも、中央部に穴があるのは対象外となる
品番が合っていても、本体側面の「設置年月」部分にアンダーラインが引かれている場合は、対象外となる




(正藤 慶一)

2010年5月10日 15:53