パナソニック、待機電力をカットできるスイッチ付きコンセント

 パナソニック電工は、待機電力をカットできるスイッチ付きコンセント「こまめにスイッチ」シリーズ3機種を3月21日より順次発売する。製品の詳細は以下の表の通り。



製品名こまめにスイッチ
タイプエアコン用埋込スイッチ付きコンセント埋込「入」「切」表示スイッチ
品番WTF12917W(200V用)WTF19227W(100V用)WTC52611W
発売日3月21日4月21日
希望小売価格2,048円2,625円1,533円


エアコン用埋込スイッチ付きコンセント、100V用200V用埋込「入」「切」表示スイッチ

 住宅用埋め込み型コンセント。こまめにスイッチでは、コンセントに繋いでいるだけで消費される待機電力をカットするため、コンセントに通電の入/切をコントロールできるスイッチを搭載したのが最大の特徴。ラインナップではエアコン用の2機種と、通常のコンセント用1機種の全3機種を揃える。

 エアコン用埋込スイッチ付コンセントは、コンセント差し込み口の下に設けられているスイッチをコントロールして待機電力をカットする。電源コードが垂れ下がることもなく、見た目もすっきりするとしている。

プラグを抜くことなくスイッチ1つで通電をコントロールできる従来は待機電力をカットするためコードを抜くとコードが垂れ下がって見た目が良くなかったこまめにスイッチではそのままの状態で待機電力をカットできるため、見た目もすっきりするという

 電気製品用の埋込「入」「切」表示スイッチは、通常のコンセントと組み合わせて使用する。埋込「入」「切」表示スイッチとコンセントを接続することで、コンセントに接続している機器をプラグを抜くことなくコントロールできる。

 埋込「入」「切」表示スイッチとコンセントの設置場所は、状況に応じて変更できるため、温水洗浄便座などプラグが抜きにくい場所にあっても操作が楽に行なえるという。また、抜き差しによるコードの傷みも抑えられるとする。

 なお、コンセントの新設や取り替えには電気工事士の資格が必要となる。

電気製品用の埋込「入」「切」表示スイッチは通常のコンセントと接続して使用する




(阿部 夏子)

2010年3月15日 16:49