やじうまミニレビュー
YAZAWA「電力計付省エネOAタップ 5個口」
YAZAWA「電力計付省エネOAタップ 5個口 SHK562WH |
タップにつながれたケーブル群。一体どれくらいの電気を使っているのだろう? と気になることはないだろうか。今どれくらい電気を使っているか、なんとなくわかるだけでも節電意識は働く。今回はちょっとだけ電気代を意識したい人にオススメのYAZAWA「OA TAP SHK562WH」を紹介しよう。
メーカー | YAZAWA |
製品名 | 電力計付省エネOAタップ 5個口 SHK562WH |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,577円 |
OA TAP SHK562WHは5つのコンセント口がついた電源タップだ。個別スイッチが付いている、安全が付いている、とここまではそう珍しいことではない。この製品の最大の特徴はアナログワットメーターを搭載しているところだ。
まずは電源タップとしての基本性能から見てみよう。本体背面には滑り止めとフック穴があり、机の上でも壁にでも設置が可能。タップの標準装備をすべて押さえているため、タップとしての用途で困ることはまずない。
本製品の目玉である1,500Wまで対応するワットメーター。6円、12円、23円、35円と1時間あたりの電気代の目安も記載されている | 安全ブレーカー内蔵集中スイッチは、一括で電源をオフに、1,500W以上になると自動的に通電がカットされる | 個別スイッチも用意されており、タップの基本性能は全ておさえている |
コンセント口の左右には約13mmのスペースがあり、ACアダプタをふたつならべても余裕がある造り。横幅50mmまでのアダプタならば問題なく使えそうだ。また、コンセント口上部には、付属の接続機器表示シールを貼り付けるスペースも用意されているため、このコンセント口はポータブルデバイスの充電用というように、機能的に扱うこともできるし、無記載のシールもあるため、ボールペンやマジックペンで“デジカメ”といったワードを書き込むことも可能だ。
シールは、イラストと文字、無地の3種類が用意されている | 大きめのアダプタは別のタップに任せて、よく見るストレートタイプを挿すのが無難である |
次にこの製品の目玉でもあるアナログワットメーカーについて見ていこう。OA TAP SHK562WHのアナログメーターでは通電中のおおよその消費電力が常に表示される。また、普通の感覚ではわかりにくい消費電力にくわえて、1時間当たりの電気代も知らせてくれるので節約意識も出てくる。電気代は、50Wなら1時間あたり、12円というように、単価23円/kwhが基準となっている。
作業用パソコン、液晶モニタ、音楽再生環境をつなぐタップを、SHK562WHにつないでみたら約750W……。ここまでくると、なまじ電気代がわかるため、精神衛生上よろしくなく、即節電したくなってしまう |
使い始めてからは、電気代が常に表示されるため、節約意識がずいぶん高くなった。たとえば、1時間あたりの電気代が約6円くらいとしても、24時間で約144円、1カ月で約4,320円と、ちょっと豪華な外食が楽しめる額になってしまう。
ちなみに、筆者の月の電気代は平均して13,000円くらいだった。そのほとんどは常時起動しているパソコンなのだが、この製品を使い始めてからは、なるべくPCの電源を落とすように心がけ、そのほかの家電も使う時だけ通電というスタイルにしてみたところ、電気代が8,000円にまで下がった。
何気なくスイッチをオフ。これだけでも節電は可能だが、通電の切換が気軽に行なえる電源タップにワットメーカーを搭載するというのは、とても合理的なアイディアだと感じた。気軽に導入できるので、毎月の電気代が気になる人にオススメの製品だ。
2009年 10月 14日 00:00
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