東芝、ドラム式洗濯乾燥機の修理不備で修理後の機種を再点検

 

TW-130VB
 東芝は、同社がリコールしたドラム式洗濯乾燥機の点検、修理に不備があったとして、対象機種の再点検を呼びかけている。

 対象となる機種は2007年1月にリコールしたドラム式洗濯乾燥機「TW-130VB」。今回点検済みの機種から火災が発生するという事故が起きたため、再点検を呼びかけている。再点検の対象となる機種は、東芝テクノネットワーク株式会社が修理を行なった製品で、台数は6,462台。

 事故は2009年6月29日に発生したもので、当該製品の上部から炎が発生していたという。同社では、点検修理の際の作業不備を原因と考えている。

 同社では、今後も同様の事故が発生する恐れがあることから修理を行なったユーザーに対し、ダイレクトメールを送り、再度の点検・修理を呼びかけている。


消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について(PDF  経済産業省)
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou090904_1.pdf


(阿部 夏子)

2009年9月4日 18:09