パナソニック、画像や通話内容がSDカードに保存できるFAX


おたっくす KX-PW520シリーズ
 パナソニックは、SD/SDHCカードに通話や画像が保存できるFAX「おたっくす KX-PW520」を、8月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機が1台付属する「KX-PW520DL」が22,000円前後、子機2台が付属する「KX-PW520DX」が32,000円前後。

 親機にSD/SDHCカードのスロットを搭載したFAXで、カード内には通話内容や受信したFAXを保存できる。32GBのSDHCカードを使用した場合なら、録音件数・FAXともに最大で1,000件の保存が可能。また、カード内に保存したファイルは、パソコンやパナソニックのプラズマテレビ「ビエラ」でも閲覧できる。

 本体には、約3.8型のホワイト液晶を採用。文字のサイズは、従来機種「KX-PW508」の約1.5倍の大きさとし、より見やすくした。

 通話機能では、着信時に自動的に通話を録音する「フル録音」や、相手の名乗りを待ってから通話できる「あんしん応答」、約10分前の通話内容を遡って録音する「前から録音」を、従来から引き続き採用。新機能として、電話を掛けた相手が話し中の時に、自動的に短縮ダイヤルで掛け直す「くり返しコール」、音声を録音して伝言メッセージを残す「残して伝言」機能も備えている。

 また、電話帳の検索時に登録した名前を読み上げたり、着信時に相手の名前やグループ名を読み上げる「読み上げ」機能も搭載する。

 親機の本体サイズは約296×191×86mm(幅×奥行き×高さ)で、トレーオープン時は約296×231×265mm(同)。重量は約2.4kg。子機のサイズは約44.5×33.5×171mm(同)で、重量は約157g。印刷は熱転写方式。本体カラーはブラックとホワイト。


(正藤 慶一)

2009年7月22日 00:00