京セラ、1秒間に150回以上振動する電動研ぎ器

ファインシャープナー

 京セラは、1秒間に150回以上振動する電動研ぎ器「ファインシャープナー」を7月1日より発売する。希望小売価格は3,150円。

 本体に搭載されたファインセラミック製の砥石が1秒間に150回以上振動して、刃物の研ぐ電動砥石。京セラではこれまでにも家庭用の砥石を複数展開してきたが、電動タイプのものは今回が初となる。電動にすることで砥石が安定した動作になり、包丁研ぎの経験のない人でも簡単に研ぐことができるという。

 ファインシャープナーでは、砥石の動きを古くからの研ぎ方と同じように、刃に対して垂直方向に設定している。こうすることで、より鋭い切れ味を実現できるとする。

 また、本体の包丁研ぎ用カバーから砥石を取り外す事で、ハンディタイプの砥石として使う事もできる。包丁意外にもはさみや、ピーラー、彫刻刀、鎌など家庭にある様々な刃物に応用が効くとしている。なお、セラミック製の刃物には使用できない。

砥石は刃に対して垂直方向に動く包丁だけでなく鎌にも対応するハサミの刃を研いでいるところ

 本体サイズは、38×202×58mm(幅×奥行き×高さ)。電源はアルカリ単三電池2本。





(阿部 夏子)

2009年7月1日 14:28